こんにちは、Tsumaです。
アメリカに住んでみたい、ニューヨークで生活してみたいと思う方が気になるであろう生活費について、実際にニューヨークで生活している私たちのリアルな数字をお伝えします。
よく聞かれるのが、渡米前にどのくらい貯金すればいいのか、半年分の生活費があればとりあえずは大丈夫なのかな?と思うので1カ月の生活費を見て、指標の参考にしてもらえると嬉しいです。
2022年8月の生活費はこちらから
【最新】2023年8月の生活費はこちらから見てください
夫婦二人の一カ月の生活費
以下はある月の私たちのリアルな数字になります。日本円換算は現在(2022年5月)円安なので、$1= 130円で計算しています。各項目については細かく説明していきますね。
食費
こちらは外食以外で自炊する際の食材費用になります。基本的に保存が可能なものはCostocoなどで大量に購入し、野菜など傷みやすいものはWhole Foodsで購入することが多いです。最近は近くのお肉屋さん(Butcher)のステーキやローストビーフ、ハムなどが好きで購入しています。アメリカではインフレが続いており、ローカルなスーパーでは少しずつ単価が挙がっているような気がします。
→ Amazon FreshやWhole Foodsは実際の店舗にある食料品を取り扱っています。プライム会員になると無料の当日配送と一部の地域でのピックアップサービスを提供していると便利です。
お買い物をするなら、キャッシュバックアプリを活用しましょう!
外食・交際費
食費とは別で、外食をするとそれなりにかかります。特にこの月では、人と会う機会が多かったため1回の外食で$200-300飛んでいきます。そして、カフェに行ったりちょっとランチしに行ったりが積み重なった結果がこちらです。
特に私たち夫婦は休みの日に、カフェやレストランに行くことが大好きなので、余計に使ってしまうかもしれません。。
過去に行ったことのあるレストランやカフェは以下の記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
家賃
マンハッタンは土地の広さに比べて人口が多いため、物件の競争率が激しく家賃が高いです。
日本のワンルームをこちらではStudio、1LDKを1Bed Roomと表現しています。
StreetEasyという物件を探すサイトでマンハッタン内で検索すると現在(2022年5月)は以下のような物件の相場が分かります。
Studio $3,150/month (日本円で約41万)
1Bed Room $4,600/month(日本円で約60万)
以上のアパートには、ドアマンが居たり、各部屋に洗濯・乾燥機が付いていたり、ジムやプールなどのアメニティが充実しています。私たち夫婦は現在はBrooklynの1Bed Roomに住んでいますが、エレベーターは無く、洗濯・乾燥機がないため、近くのコインラインドリーで洗濯を行っています。
アメリカのドラマ等でよく見る部屋の水準を求めるのであれば、最低月$3,000(約39万円)以上は必須ですし、安く済ませたい場合はキッチン・バスルームのシェアルームであれば、月$1,000(約13万円)前後のところもあります。どの都市でもそうだと思いますが、安さは不便さや治安の低さにつながりますので、そのバランスをいつも考えています。
通信費
こちらは二人分の携帯電話代と家のインターネット回線の費用になります。
現在私たちはアメリカ三大キャリアの1つであるT-mobileを利用しています。
詳しい、スマホ利用については以下記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
インターネット回線は、各部屋によって通っている回線に依りますが、Verizon・Spectrum(旧Time Warner)・Optimumのどれかになると思います。どの回線を使うか選択できるところもあるそうですが、私たちのアパートはOptimumしか通っていないので、Optimumで契約しています。
インターネット回線を飛ばすモデム機器はTP-Linkがおススメです。以下リンクから確認してみてくださいね。
支払いの時に気を付けなくてはならないのは、1年目は安かったのに2年目から急に値上がりする、ということを平気で行なってくることです。そのたびにOttoがカスタマーサービスと戦ってくれます(ありがとう)。
交通費
ニューヨーク市内はMTAの公共交通機関が多く張り巡らせてあるので、自家用車を持っていなくても移動に困りません。*MTA(Metropolitan Transportation Authority)とは北米最大のバス・地下鉄・電車で構成されている交通ネットワークのことです。
ただ、Costocoでの購入や夜間の移動などはUberやLyftといったカーシェアリングを使うことが多いです。
**Lyftのリンクから新規登録すると、$7.5割引が2回付いてきます。
2023年では、電気自動車のカーシェアリングも出来ています。こちらも合わせて見てみてください。
光熱費
ニューヨークでは水道代は家賃に含まれることが多いので、別で水道代を支払う必要はありません。電気・ガスについては世界最大のエネルギー供給システムを運営しているConEdisonと契約します。私たちも電気代はConEdisonに支払っています。
アパートによってはガス代も含まれることがありますが、私たちの家ではガス代は個々で契約しています。ブルックリンの古くから建っているアパートのほとんどはNational Gridと契約します。他の場所ではConEdisonがまとめて担っているところがほとんどだと思います。
暖房についてはセントラルヒーティングといって、エアコンやストーブのように一か所を暖めるのではなく、一か所に熱源装置を準備し建物全体を暖める仕組みがあるため、操作しなくても暖かくなります。ただ、アパートによっては真夏や真冬に追加で徴収されることもあるようなので、契約の際には管理会社や大家さんへ確認が必要です。
日用品・雑貨
消耗品等はほぼCostocoで購入しています。参考までに以下商品の値段になります。2022年になってから$1-2値上がりしています。
会員証を持っていなくても20%程割高ですが、ネット上でCostoco商品は購入することができます。
KIRKLAND Premium Towel
$17.99+Tax
KIRKLAND Bath Tissue
$17.99+Tax
KIRKLAND Facial Tissue
$26.49+Tax
Amazonだと倍の値段します👇
また洗濯費用もこちらに含んでいますが、だいたい月に$80くらいかかっています。
保険
アメリカには日本のような皆保険は充実していません。個々で保険会社を選択し加入しないと、いざ必要となった時に多額の請求がきます。アメリカで働く際の1つの指標として、福利厚生が充実しているかという点が大きく挙げられます。
住まいの保険のレンターズ保険なら【Lemonade】がおススメです。【Lemonade】ではペット保険や自動車保険、定期の生命保険など取り扱っています。オンライン上で完結するので、英語が苦手でも大丈夫!
詳細はこちらの記事に載せてます。
夫婦二人の一カ月の特別費
ニューヨークで生活することの醍醐味は何といっても、世界各国から集まるアーティストによるエンターテイメントが充実していることだと思います。美術館や博物館、スタジアムでのライブなどすぐに行くことができます。
私たちは月に一度以上はこういった楽しみを糧に、日々の生活を送っています。
また、在住だとお得に回ることができる施設もあるので、そちらを利用しながらいろいろ見て回っています。
ニューヨークでの生活費
この月は特に大きなイベントがあったり、日々の食事を贅沢にした日が多かったりと月によって変動はしますが、全体で$6,000以上、日本円で約78万円が1カ月の生活費になります。一人暮らしの場合、食費や外食、通信費や交通費は半分になると思いますが、ざっくりとした目安になるかと思います。
ニューヨークは商品やサービスの質は「安かろう悪かろう」です。海外ドラマのような生活をしたい場合はそれなりの金額がかかります。何か物を購入するときは本当に必要か、このサービスは他に代替できないか、ということを考えることで、自分達はどんな生活を送りたいのかということが、はっきりしてきました。もちろん月々の支出は多いですが、それなりの収入も手に入るのがニューヨークの生活なので、私たちにとって刺激的で居心地がいいです。
渡米前に生活費半年分は必要だと思っているので、約480万円あればとりあえず半年何もしなくても生活の基盤は出来ると思います。ニューヨークでの生活にはいろんな可能性を秘めているので、ぜひ自身がどのような生活を送りたいのか、この記事でイメージできたら嬉しいです。