こんにちは、Tsumaです。
ニューヨークの移動手段には、地下鉄・バス・タクシー・配車サービスがあります。地下鉄やバスでの移動が格安ですが、色々な方法でコストを抑えることができます。
私たちが普段利用しているそれぞれの移動手段について、実際に利用してみた内容の最新版としてまとめました。ニューヨーク市内の移動や、旅行に来た際に、役立つと嬉しいです。
2024年6月現在|まだメトロカードは使える
2022年8月に発表された、地下鉄やバスでおなじみのメトロカードが2023年に廃止されるというニュースに衝撃を受けました。
なんて言っていましたが、2024年6月現在も、まだメトロカードは使えます!
とはいえ、ほとんど使っている人はあまり目にせず、OMNYというタッチ式決済を使っています。
ニューヨーク市内で使える移動手段
私たちが使用しているメインの移動手段は以下の通りです。
- 地下鉄(Subway)
- バス(Bus)
- タクシー(Yellow Cab)
- 配車サービス(Uber・Lyft・Revel)
それぞれ利用の仕方について細かく説明していきます。
地下鉄(Subway)
ニューヨークの地下鉄は日本と同様上り・下りがあり、それぞれ「Uptown」と「Downtown」で分かれています。マンハッタン市内はストリートの数字が大きい方がUptownで、少ない方がDowntownになります。例えばタイムズスクエア(42st)からメトロポリタン美術館(83st)に行きたい場合はUptown行きに乗ります。逆にタイムズスクエア(42st)からユニオンスクエア(14st)に行きたい場合はDowntown行きに乗ります。
安全のために、地下鉄に乗る時は中央の車両に車掌さんがいるので、そのあたりに乗っています。スマホなどを見ながら階段を利用したり、ホームぎりぎりに立つなどはしないように気をつけています。地下鉄は24時間運行していますが、夜中の移動は人が少ないため危険なので、私たちは使わないようにしています。
地下鉄の使い方①
どこかに出掛ける際は、私たちはGoogle Mapで調べて道順をチェックすると、乗る電車などの指示がされます。それを確認したり、地下鉄を運営しているMTAで出しているアプリでも確認できます。
アプリのダウンロードはこちらから
※「Uptown」と「Downtown」で駅内でつながっていない場合があるので、改札を通る前に確認しましょう!
地下鉄の使い方②
駅構内にある券売機でチケット・メトロカードを購入・チャージ、あるいはクレジットカード・デビッドカード・プリペイドカード、Apple Payなどのデジタルウォレットがあれば、改札口にTapして通ることが出来ます。
ちなみに交通系で便利なクレジットカードはCiti銀行発行のカスタムキャッシュカードですが、アメックスグリーンもオススメです。以下から詳細を見てください。
このチケットやメトロカードは近々廃止されるようで、現在OMNY用の券売機があります。
地下鉄の使い方③
ニューヨークの地下鉄は日本の地下鉄のように行く距離で値段が変わったりということは無く、また乗る時だけ支払うので、改札を出る時はそのままさらっと出ます。なので、近場でも遠くでも同じ料金になります。※ディズニーの入口みたいな感じです。
地下鉄の料金
一回の運賃は一律で$2.90になります。地下鉄を運営しているMTAはバスも運営しているので、一回目の乗り換えはタダになります。(1~2時間以内)
1乗車 $2.90(ワンタイムチケットの場合は$3.00かかります)
一週間乗り放題 $34
一カ月乗り放題 $132
2020年から2021年にかけて進められていた、駅構内に入る際にクレジットカードやApple Payなどタップするだけ(OMNY)で入れるようになりました。
また、月曜から日曜の間で13回以上使う場合は13回目から料金を取らないという仕様になっています。
月曜から日曜の期間内、$34($2.90×12回よりも安くなる!)で無制限で使うことが出来ます。
※値上がりに伴い、月曜から日曜という縛りがなくなるとのことで、どの7日間でも乗り放題運賃が適用されるそうです。
その際は、使う端末やクレジットカードを登録する必要があります。
一週間の乗り放題と同じ値段になるので、お得に使えます!
現在の地下鉄のデザインは日本人
ニューヨークの地下鉄の車両、券売機、ヘルプポイント、これらは日本人の宇田川信学(うだがわ まさみち)さんのデザインなのです。
ヘルプポイントはMoMa(現代美術館)に展示されています。
▷MoMa
「デザインで犯罪を減らす」ということで、様々な工夫がされている券売機や電車など廃止される前に最後に見ておきましょう!
バス(Bus)
ニューヨークのバスは各ストリートを上下で走ったり、横移動に特化していたりと便利です。
地下鉄が走っていないところはバス移動すると便利です。また、地下鉄との乗り継ぎも1回可能なので途中まで地下鉄で行って、そこからバスに乗り換えると一回分の値段で行けることも便利ですね。
バスの使い方①
地下鉄と同様、Google Mapなどで調べると路線やバス停が出るのでそれで確認します。
MY MTAのアプリだと、バスの位置なども見ることが出来るので、便利です。※ただたまにズレる場合があるので、完全に信じないようにしましょう。
運転手側から乗り、料金を払います。日本のバスのように、先頭に両替機は付いていないので、コインで乗る場合はぴったりもっていかないといけません。利用者はほとんどメトロカードか、OMNYを利用しています。
アプリのダウンロードはこちらから
バスの使い方②
降りる時は、ストップボタンがあるので、それを押すか、窓の方に付いている黄色い線を引っ張ると停止の合図になります。※窓に寄りかかってたまに引っ張ってしまうことがあるので気をつけましょうね。
運転手側でも後ろのドアからも降りることが出来ますが、後ろのドアは基本的に触らないと開かないタイプが多いです。たまに開かない時もあるので、その時は運転手に「Back door open please!」と叫びましょう笑
タクシー(Yellow Cab)
ニューヨークといえば、イエローキャブ。マンハッタン市内でよく走っています。日本と同様にメーターで料金が決まります。
ロバート・デ・ニーロ主演の「タクシードライバー」が有名ですね。この映画を見ると当時のマンハッタン市内の様子が見れて楽しいですが、かなり衝撃を受けた作品なので、ニューヨークに住んでいる人はぜひ見て欲しいです。
- Robert De Niro, Jodie Foster, Albert Brooks (Actors)
- Martin Scorsese (Director) – Julia Phillips (Producer)
- Dutch, Norwegian, Hungarian, Czech, Finnish (Subtitles)
- Audience Rating: R (Restricted)
イエローキャブの他にボロータクシーという緑色のタクシーがあります。こちらはその名の通りニューヨークの5区(Five Borough)の地域で乗ることが出来ます。100thより上の方だったり、ブロンクス・クイーンズ・ブルックリン・スタテンアイランドで乗ることが出来ます。イエローキャブと同じように使えます。
タクシーの使い方①
空車かどうかを見極めるためには、タクシーの車体の上の電光掲示板の数字が点灯していれば空車の合図です。手を挙げて運転手に乗りたいよーという意思を出しましょう。
タクシーの使い方②
乗ったら、行先を告げます。観光地なら大体わかってもらえますが、ホテルなど住所を言っても伝わらないことがあります。その時はストリート名とアベニュー名を合わせて伝えることをお勧めします。
例えばミッドタウンのヒルトンホテルに行きたい場合、「53rd St and 6th avenue」と伝えるとわかってもらえます。
タクシーの使い方③
料金の支払いは、クレジットカードリーダーが付いているので、それで支払います。チップは大体18~20%くらい付けます。現金でのやり取りの場合はおつりを持っていないことがあるので、チップと合わせておつりが出ないように渡す方がスマートです。
タクシーはぼったくられる?
ニューヨークのタクシーのイメージはぼったくられるのではないか、遠回りされるのではないか、みたいなことがありますが、現在は配車サービスも多く、タクシー業界はかなりシビアなので、めったにぼったくりには合いません。特にマンハッタン市内をすぐに移動したい場合は、意外とイエローキャブが便利な時が多いです。
配車サービス(カーライドシェア)
日本だとほとんど普及していない配車サービスですが、ニューヨークではいくつかの企業があります。私たちが頻繁に利用しているのは以下の3つです。どこかに出かけたり、帰宅するときはそれぞれアプリで料金を比較しています。
- Uber
- Lyft
- Revel
① Uberの利用方法
Uberと聞くとUber Eatが先にでてしまうかもしれませんが、ニューヨークは配車サービスの方がメインになります。
アプリをダウンロードしてアカウントを作ります。
\50%オフコード付き/
日本の番号でも登録できますが、アメリカの番号を持っていないと、到着したときに会えない場合、電話でのやり取りができないので、長期滞在の場合はアメリカの番号を持つことをお勧めします。
アカウントが出来たら、クレジットカードを登録します。
AMEX GOLDを使用すると、毎月$10のUber Cashがもらえます!
行先を入力して、車種を選択すると先に料金が分かるので、遠出するときも安心です。車種はアメリカの各州で違っていることがあるので、以下サイトで確認できます。
アメリカ国内の各州の状況はこちらから
ニューヨーク市内で配車サービスしている場合、車のナンバープレートが【TxxxxxC】になっているので、自分が呼んだ車の番号が一致しているか、確認しましょう!
② Lyftの利用方法
Uberと並んで、認知されている同じような配車サービスがLyftです。
こちらもUberと同様に、アプリをダウンロードしてアカウントを作ります。
以下のサイトからダウンロードすると割引がつきます!まだ利用したことがない方はぜひお得に使ってみてください。
\ 割引コード付き/
オススメのクレジットカードはこの2つです。Biltは5倍のポイントとFreedom Flexは5%のキャッシュバックになるので、どちらかを登録しておくといいですよ。
ほぼほぼ、Uberと同じでクレジットカードの登録して、行先を直接入力して車種を車種を選び、待ちます。
私たちは、UberとLyftをどちらも使いますが、いつも比較します。それはLyftの方が安いことがあったり、Uberの方が早く到着したりと、乗り降りする地域によって値段の変動があるので比較してみましょう。
③ Revelの利用方法
ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストンでのサービスエリアですが、電気自動車を使った配車サービスも始まっています。テスラやKIAなどを利用している青い車です。UberやLyftと違って、個人の車ではなくRevelが雇用している運転手になっています。
現在、リファーコードを使うと初回40%オフになるので、ぜひ使ってみてください。
\ 割引コード付き /
交通や旅行のカテゴリーでポイントが倍になるカードがオススメです。
Amexポイントを利用したいのであれば、Amex Greenがおすすめで、無料で使えるカードならCitiのCustomカードです。
マンハッタン市内は意外とすぐにつかまりますが、少し離れると時間がかかったり、車を呼び出せないことがあります。今なら割引で利用できるので、一度使ってみてください。
その他の移動手段
私たちが移動で利用しているのは、上記の4つがメインになりますが、行く場所によっては、以下を利用すると便利なものもあります。
シティバイク
シティバイクとはシェアリングサービスの1つで、自転車の貸出と返却をセルフで行うレンタル自転車サービスのことです。街中に自転車置き場と呼ばれるステーションが立ち並んでいます。ステーションの場所はアプリで確認出来て、どこに何台あるかすぐに把握することができます。
カーシェアリングの“Lyft”とデリバリーの“Grubhub+”と提携しているプランもあるので、移動が多い方は年間で利用すると便利かもしれません。
シティバイクの料金
Single Ride | Day Pass | Citi Bike | Lyft Pink | |
---|---|---|---|---|
料金 | $4.79/30分 | $19/日 | $219.99/年 | $199/年 |
通常バイク | $4.79 | Free | Free | Free |
E-バイク | $0.30/分 | $0.30/分 | $0.20/分 | $0.20/分 |
乗車時間 | 30分 | 30分 | 45分 | 45分 |
バイクエンジェル | ||||
Grubhub+ | ||||
ライドシェア特典 | ||||
使ってみる | 使ってみる | 使ってみる | 使ってみる |
シングルライドは、30分以内の利用なら追加料金はかからないのですが、30分以上使うと追加料金がかかります。
また、ワンデーパスも同じ自転車をずっと借りれるわけではなく、30分以内に返却して再び借りるということをしないと追加料金が取られるので、その点だけ注意です。
年パスについては45分以内の利用であれば追加料金がかからないですが、超えた後課金されるので、ワンデーと同じように返却と貸出を繰り返すことがおススメです。
シティバイクにはE–バイクという電動自転車も借りることが出来ますが、通常の値段にプラスして料金追加になるので要注意です。
バイクエンジェルというサービスは、E–バイクを利用できるクレジットや無料会員の延長などのポイントが貯まるサービスです。利用した分使えるので、長期で利用したい方はこちらがお得ですね。
シティバイクの利用心地
利用した経験上、ちょっと私には合わなかったです笑
ニューヨーク市内は自転車専用の道があるのですが、バンバン走っているので怖いです。
ただ、歩くにはちょっと遠いけど、バスや地下鉄が通っていない場所に行く際には、便利だと思います。
返却するときは、前輪をホルダーに押し込みますが、ライトが付くまでしっかり入れないと返却されたことにならず、大量に請求されます。アプリで返却時に通知が来るので、返却されたことを必ず確認してからその場を離れましょう!
ニューヨークの移動手段
マンハッタン市内は碁盤目状になっていて、ストリートも数字になっているので、バスや地下鉄の上り下りは分かりやすいです。慣れると、地下鉄とバスを駆使してマンハッタンを楽しめます。
余裕があれば、いろんな移動手段を楽しんでみると楽しいと思います!
郊外に行くならアムトラック(Amtrak)も使ってみましょう!