こんにちは、Tsumaです。
ニューヨークの移動手段には、地下鉄・バス・タクシー・配車サービスがあります。
そんな折、2022年8月に発表された、地下鉄やバスでおなじみのメトロカードが2023年に廃止されるというニュースに衝撃を受けました。
私たちが普段利用しているそれぞれの移動手段について、実際に利用してみた内容の最新版としてまとめました。ニューヨーク市内の移動や、旅行に来た際に、役立つと嬉しいです。
ニューヨーク市内の[4つ]の移動手段
私たちが使用しているメインの移動手段は以下の通りです。
- 地下鉄(Subway)
- バス(Bus)
- タクシー(Yellow Cab)
- 配車サービス(Uber・Lyft)
地下鉄(Subway)
ニューヨークの地下鉄は日本と同様上り・下りがあり、それぞれ「Uptown」と「Downtown」で分かれています。マンハッタン市内はストリートの数字が大きい方がUptownで、少ない方がDowntownになります。例えばタイムズスクエア(42st)からメトロポリタン美術館(83st)に行きたい場合はUptown行きに乗ります。逆にタイムズスクエア(42st)からユニオンスクエア(14st)に行きたい場合はDowntown行きに乗ります。
24時間運行していますが、夜中の移動は人が少ないため危険なので、私たちは使わないようにしています。
地下鉄の使い方①
どこかに出掛ける際は、私たちはGoogle Mapで調べて道順をチェックすると、乗る電車などの指示がされます。それを確認したり、地下鉄を運営しているMTAで出しているアプリでも確認できます。

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※「Uptown」と「Downtown」で駅内でつながっていない場合があるので、改札を通る前に確認しましょう!
地下鉄の使い方②
駅構内にある券売機でチケット・メトロカードを購入・チャージ、あるいはクレジットカード・デビッドカード・プリペイドカード、Apple Payなどのデジタルウォレットがあれば、改札口にTapして通ることが出来ます。
このチケットやメトロカードが2023年に廃止されるようなので、クレカなどが必要になりますね!
地下鉄の使い方③
ニューヨークの地下鉄は日本の地下鉄のように行く距離で値段が変わったりということは無く、また乗る時だけ支払うので、改札を出る時はそのままさらっと出ます。なので、近場でも遠くでも同じ料金になります。※ディズニーの入口みたいな感じです。
地下鉄の料金
一回の運賃は一律で$2.75になります。地下鉄を運営しているMTAはバスも運営しているので、一回目の乗り換えはタダになります。(1~2時間以内)
1乗車 $2.75(ワンタイムチケットの場合は$3.00かかります)
一週間乗り放題 $33
一カ月乗り放題 $127
2020年から2021年にかけて進められていた、駅構内に入る際にクレジットカードやApple Payなどタップするだけ(OMNY)で入れるようになりました。
こんにちは、Tsumaです。半年以上もOMNYを使っていたのですが、13回目以降も料金が取られていたので、どうしてだろうと思っていたら登録しないと反映されないことが発覚しました。 [sitecard subtitle=関連記事 url[…]
また、月曜から日曜の間で13回以上使う場合は13回目から料金を取らないという仕様になっています。
月曜から日曜の期間内、$33($2.75×12回)で無制限で使うことが出来ます。
その際は、使う端末やクレジットカードを登録する必要があります。
一週間の乗り放題と同じ値段になるので、お得に使えます!
現在の地下鉄のデザインは日本人
ニューヨークの地下鉄の車両、券売機、ヘルプポイント、これらは日本人の宇田川信学(うだがわ まさみち)さんのデザインなのです。


ヘルプポイントはMoMa(現代美術館)に展示されています。
▷MoMa
「デザインで犯罪を減らす」ということで、様々な工夫がされている券売機や電車など廃止される前に最後に見れればいいですね。
バス(Bus)
ニューヨークのバスは各ストリートを上下で走ったり、横移動に特化していたりと便利です。

地下鉄が走っていないところはバス移動すると便利です。また、地下鉄との乗り継ぎも1回可能なので途中まで地下鉄で行って、そこからバスに乗り換えると一回分の値段で行けることも便利ですね。
バスの使い方①
地下鉄と同様、Google Mapなどで調べると路線やバス停が出るのでそれで確認します。
MY MTAのアプリだと、バスの位置なども見ることが出来るので、便利です。※ただたまにズレる場合があるので、完全に信じないようにしましょう。
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運転手側から乗り、料金を払います。両替機は無いので、コインで乗る場合はぴったりもっていかないといけません。利用者はほとんどメトロカードか、OMNYを利用しています。
バスの使い方②
降りる時は、ストップボタンがあるので、それを押すか、窓の方に付いている黄色い線を引っ張ると停止の合図になります。※窓に寄りかかってたまに引っ張ってしまうことがあるので気をつけましょうね。
運転手側でも後ろのドアからも降りることが出来ますが、後ろのドアは基本的に触らないと開かないタイプが多いです。たまに開かない時もあるので、その時は運転手に「Back door open please!」と叫びましょう笑
タクシー(Yellow Cab)
ニューヨークといえば、イエローキャブ。マンハッタン市内で良く走っています。日本と同様にメーターで料金が決まります。
ロバート・デ・ニーロ主演の「タクシードライバー」が有名ですね。この映画を見ると当時のマンハッタン市内の様子が見れて楽しいですが、かなり衝撃を受けた作品なので、ニューヨークに住んでいる人はぜひ見て欲しいです。
イエローキャブの他にボロータクシーという緑色のタクシーがあります。こちらはその名の通りニューヨークの5区(Five Borough)の地域で乗ることが出来ます。100thより上の方だったり、ブロンクス・クイーンズ・ブルックリン・スタテンアイランドで乗ることが出来ます。イエローキャブと同じように使えます。
タクシーの使い方①
空車かどうかを見極めるためには、タクシーの車体の上の電光掲示板の数字が点灯していれば空車の合図です。手を挙げて運転手に乗りたいよーという意思を出しましょう。
日本と違いドアは自動で開かないので、自分で開けます。
タクシーの使い方②
乗ったら、行先を告げます。観光地なら大体わかってもらえますが、ホテルなど住所を言っても伝わらないことがあります。その時はストリート名とアベニュー名を合わせて伝えることをお勧めします。

例えばミッドタウンのヒルトンホテルに行きたい場合、「53rd St and 6th avenue」と伝えるとわかってもらえます。
タクシーの使い方③
料金の支払いは、クレジットカードリーダーが付いているので、それで支払います。チップは大体18~20%くらい付けます。現金でのやり取りの場合はおつりを持っていないことがあるので、チップと合わせておつりが出ないように渡す方がスマートです。
タクシーはぼったくられる?
ニューヨークのタクシーのイメージはぼったくられるのではないか、遠回りされるのではないか、みたいなことがありますが、現在は配車サービスも多く、タクシー業界はかなりシビアなので、めったにぼったくりには合いません。特にマンハッタン市内をすぐに移動したい場合は、意外とイエローキャブが便利な時が多いです。
配車サービス(Uber、Lyft)
日本だとほとんど普及していない配車サービス。Uberと聞くとUber Eatが先にでてしまうかもしれませんが、ニューヨークは配車サービスの方がメインになります。
アプリをダウンロードして、クレジットカードを登録するとすぐに使えるので、便利ですね。また先に料金が分かるので、遠出するときも安心です。
**Lyftのリンクから新規登録すると、$7.5割引が2回付いてきます。
日本の番号でも登録できますが、アメリカの番号を持っていないと、到着したときに会えない場合、電話でのやり取りができないので、長期滞在の場合はアメリカの番号を持つことをお勧めします。
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その他の移動手段
私たちが移動で利用しているのは、上記の4つがメインになりますが、行く場所によっては、以下を利用すると便利なものもあります。
シティバイク
シティバイクとはシェアリングサービスの1つで、自転車の貸出と返却をセルフで行うレンタル自転車サービスのことです。街中に自転車置き場と呼ばれるステーションが立ち並んでいます。ステーションの場所はアプリで確認出来て、どこに何台あるかすぐに把握することができます。
シティバイクの料金

シングルライドとワンデーパスについては、30分以内の利用なら追加料金はかからないのですが、30分以上使うとそれぞれ追加料金がかかります。
また、ワンデーパスも同じ自転車をずっと借りれるわけではなく、30分以内に返却して再び借りるということをしないと追加料金が取られるので、その点だけ注意です。
年パスについては45分以内の利用であれば追加料金がかからないですが、超えた後課金されるので、ワンデーと同じように返却と貸出を繰り返すことがおススメです。
シティバイクにはEbikeという電動自転車も借りることが出来ますが、通常の値段にプラスして料金追加になるので要注意です。
シティバンクホルダーの場合は、年パスが10%オフで利用できたり、期間限定で割安で使えることがあります。
シティバイクの利用心地
利用した経験上、ちょっと私には合わなかったです笑
ニューヨーク市内は自転車専用の道があるのですが、バンバン走っているので怖いです。
ただ、歩くにはちょっと遠いけど、バスや地下鉄が通っていない場所に行く際には、便利だと思います。
ニューヨークの移動手段
マンハッタン市内は碁盤目状になっていて、ストリートも数字になっているので、バスや地下鉄の上り下りは分かりやすいです。慣れると、地下鉄とバスを駆使してマンハッタンを楽しめます。
余裕があれば、いろんな移動手段を楽しんでみると楽しいと思います!