こんにちは、Tsumaです。
春を感じる季節、ワシントンDCの桜を見に弾丸でニューヨークからワシントンDCへ行ってきました。
ワシントンDCの桜は1912年に当時の東京市の市長が日米親善の証として、およそ3千本の桜を贈ったことが始まりです。川の入江である、『Tidal Basin(タイダル・ベイスン)』周辺が綺麗に咲いています。
以前冬に行った時の様子はこちらの記事にまとめています。
ニューヨークからワシントンDCまでの移動
以前DCに行った時と同様に、アムトラック(Amtrak)を利用して移動しました。
かなり快適だったのでアムトラック(Amtrak)での移動をお勧めします。こちらからチケットの入手方法など詳しく記事にまとめているので、参考にしてもらえると嬉しいです。
Union Stationから移動手段|地下鉄・バス支払い方
ミュージアムやタイダル・ベイスンなどの観光地を回るのは意外と歩きます。地下鉄、バスを利用することで、時間を有効活用しましょう。地下鉄やバスを利用する時の支払い方として、『SmarTrip Card』を利用すると便利です。ニューヨークのメトロカード同様にチャージして利用することができます。
メトロ(地下鉄)・メトロバス料金
基本料金は$2.00になります。
行き先によって最大$6.00かかるところもあります。▶︎こちらで行き先を入力すると料金を表示してくれます。
- 平日
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始発から9:30am、3pmから7pmのラッシュ時は基本料金にピーク料金が加算されます。
- 土日・祝日
-
一日中オフピークになります。
サーキュレーターバス料金
基本料金は$1.00になります。
SmarTripを利用すると乗り換えが可能になります。
- バス間の乗り換え
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無料(2時間以内)
- サーキュレーターからメトロバス
-
75¢
- 地下鉄間の乗り換え
-
50¢割引
SmarTrip 使い方
利用の仕方は大きく3つ方法があります。今回利用したアプリの利用方法について詳しく書いておきます。
- Mobile Pay(アプリの利用)
- In Person(プラスチックカード発行)
- Online
単発で利用する場合|Apple Wallet・Google Wallet
Apple WalletとGoogle WalletにはすでにSmarTripが含まれています。
Apple Walletはこのような形になります。
右上の『+』を押して加えます。
チャージはミニマム料金が$4以上になります。
乗り放題パス(Unlimited Pass)を利用する場合|SmarTrip Appでアカウント登録
乗り放題パス(Unlimited Pass)もあります。基本料金内で、地下鉄とバスを7回以上利用するならこちらが便利です。
- 乗り放題パス
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- 1日:$13
- 3日:$28
- 7日:$58
- 7日間のトリップパス:$38
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- 初回利用から7営業日まで
- メトロ$4までの区間が乗り放題
Walletではなくアプリをダウンロードして利用するみたいです。
メトロ(地下鉄)の乗り方
今回、メトロを利用して移動しました。
ゲートを通る
日本の地下鉄ゲートに似ています。
支払いはタップ
白いSmarTripのマークが書いてある部分にカードあるいは携帯端末をタップします。
ホーム
ホームでは行き先が載っているので、どちらに乗ればいいのかを把握しましょう。Union Stationは同じホームに上りと下りがあるので、間違えないように!
ホームを降りる時もタップ
ゲートを通る時にもタップします。ニューヨークは一律なので、降りる際そのままゲートをでるのに慣れていると、そのまま通ってしまいそうです。
何回か、うまく通れませんでした。。。そんな場合は横にいるスタッフに助けを求めしょう!
桜の見所|Tidal Basin(タイダル・ベイスン)
ワシントンDCのTidal Basin(タイダル・ベイスン)は、1800年代に建設された美しい人工湖です。湖の周りにはThomas Jefferson Memorial(ジェファーソンメモリアル)、マーティン・ルーサー・キング像などの名所があり、日本の桜に囲まれています。トレッキングコースとして一周ぐるっと回ることができます。
今回は①〜⑥までの半周しました。半周ですがゆっくり写真を撮って回って1時間くらいかかりました。一周に2〜3時間かかるので、余裕を持って行ってみてください。
① Japanese Lantern
日本の石灯籠があります。徳川家光を祀っている灯籠の一つになります。1954年に日米友好のシンボルとして奉納されて以来、桜祭りの時期に点灯されるそうです。
② Martin Luther King Jr Memorial(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)
キング牧師として呼ばれる、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者です。この周りもたくさんの桜が咲いていて、写真撮影をしている人も多くみられました。
1912 Plantings
ここに最初の桜の木が植樹されているそうです。石灯籠と合わせて見てみましょう。
石でできたプレートがあるのでお見逃しなく!
National Cherry Blossom Festival|ANAステージ
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアメモリアルの近くにANAステージがあり、色々なイベントをしています。
私たちが見たときは、ボリビアダンスをしていてすごく盛り上がっていました!
アイスやハラルフードなどが売っているベンダーも多くいるので、このあたりでご飯を食べてもいいかもしれません。
③ Franklin Delano Roosevelt Memorial
フランクリン D.ルーズベルトメモリアルには、人工の滝が作られていて、子どもたちがはしゃいでいました。
この記念碑は造園家が携わっているので、桜との相性がすごく良かったです。
④ Japanese Pagoda
1958年に横浜市長からワシントン市長へ送られた塔です。バラバラの状態で組み立て指示がなかったため、博物館の専門家が頑張って作り上げたそうです。
⑤ Inlet Bridge
Tidal Basin(タイダル・ベイスン)の役割として、ポトマック川の潮汐を利用して、ワシントン水路から土砂を除去しています。川と湖をつなぐ橋から見える景色はこちらです。
今年が見納め|Stumpy(スタンピー)
潮汐を利用しているこの湖は、満潮時には水が押し寄せて、周囲に咲いている桜の根を傷つけているそうです。そこで新たな防潮堤を作るために約140本近く伐採する計画らしいです(2024年5月に着工予定)。そんな中でも根を枯らしながらも健気に咲いている桜の木があります。『Stump(切り株)』から名付けられたスタンピーは今年伐採されるとのことで、最後の勇姿を見届けてきました。
⑥ Thomas Jefferson Memorial(ジェファーソンメモリアル)
Thomas Jefferson(トーマスジェファーソン)は独立宣言を執筆した第三代大統領です。このメモリアルには大理石の白い建物にスピーチ内容が書かれていて、真ん中にジェファーソンの銅像が立っています。
開放感があり、素敵な建物なのでぜひ立ち寄って欲しいです。
番外編|National Harbor(ナショナル・ハーバー)
大きな観覧車が有名なナショナルハーバーで『Sakura Sunday』を見てきました。
日本のグッズの販売や空手や太鼓のステージなどを見ることができます。
ステージの裏には、進撃の巨人を彷彿とさせるアートがあり、子どもたちが楽しそうに口の中に入っていました笑
国会議事堂やモニュメントのあるナショナルパークからかなり離れているので、Uberで30分くらいかかります。
桜餅あるかと思い向かったのですが、和菓子コーナーはなく、桜色のお酒やマカロンしかありませんでした。。
さくら祭り(Japanese Street Festival)はもう少し先
今回、行ってみたところでは、日本の出店やグッズなどは少なかったです。
日本をもっと感じてみたい!という方には、4月13日〜14日に国会議事堂に向かうストリート(3rd〜7th)で行われるさくら祭りで、がっつり日本のものが売られるそうです。
入場にチケットが必要で、当日だと$20かかりますが、早めにチケットを取ると$10〜15で購入可能です。
ただ、時期が4月中旬なので、桜が散ってしまっている可能性大です。
桜の時期のワシントンDCは激混み
ワシントンDCには、スミソニアンミュージアム(Smithsonian Museums)や街を展望できるワシントンモニュメントなど無料で楽しむことができます。しかし、観光シーズンだと『Time Entry Ticket』を手に入れないと入れない場所が多く、また朝から列に並ばないといけないので、早めにチケットを取ることをお勧めします。
以前のワシントンDCの旅行では、航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)に行けなかったので、今回こそは行ってみようと思い立ったのですが、チケットを持っていないと入れないとのことで、断念しました。。
どこの施設も混んでいるので、気合を入れて臨みましょう!