こんにちは、Tsumaです。
アメリカに来てから、下腹部が時々痛くなることがありました。何度かお医者さんに診てもらいましたが、原因が分からず謎の痛みに苛まれていました。そんな時、知人からチャイナタウンの漢方医を進めてもらい、衝撃的な経験をしました。現在漢方を飲み続けて2週間ですが、調子がいい感じです。
マンハッタンのダウンタウンにあるチャイナタウンは歩いてみて回るだけでも刺激的な街です。体に合う合わないはあるかもしれませんが、調子が悪いなぁと思う方は、試しに行ってみてください。
マンハッタンのチャイナタウンってどんなところ?
Google Mapで見ると、チャイナタウンは下の赤枠部分になります。
黄色(N, Q, R, W)ラインのCanal StからFラインのEast Broadwayの間がチャイナタウンと言われます。
間にはリトルイタリーがあり、ハイブランドの店舗が並ぶSOHOも近くに混在している、なんとも不思議な街です。
衝撃を受けた漢方薬局はここ
Google Mapで漢方薬局を調べたい場合は「Herbal Pharmacy」あるいは「Herb Supply」と調べてみてください。たくさん出てきます。
今回知人に紹介してもらった漢方薬局は
Ewa Trading Co Inc
80 Mulberry St, New York, NY 10013
もともとの住所はこちらですが、2022年4月に上階が火事になり、現在は同じストリート沿いのちょっと離れた場所に一時的に店舗を構えています。
臨時の店舗は👇
86 Mulberry St, New York, NY 10013
看板が外に出ていて、ドアが開いているので声を掛けると対応してくれます!
漢方医の診察
まず、一時的な店舗なので、先生が常駐しているわけではなく、呼んでもらう必要があります。
店舗のお兄さんかお姉さんに、診察を受けたいことを伝えます。
20分くらいかかるとのことなので、近くをうろうろしていました。
血圧測定
中国語を話すおじいちゃん先生で、お姉さんが通訳をしてくれます。
英語が不慣れなので、自分の体の症状をどう伝えようかと思っていましたが、おもむろに血圧を測り始めました。
両手首の触診
血圧を測り終わった後、手首付近を脈を測るように、両手首診てもらいました。
ここまでは、基礎的な情報なのかな~なんて思っていましたが、これで診察終了です。
診察結果
血圧の下の値が少し高いことを伝えられ、アルコールや喫煙の有無、妊娠や生理状況も聞かれました。
気の流れが悪く、消化器官が弱っているねと。。あれ私の状況って伝えたっけ??
そうなんです、こちらの先生は血圧と脈で診察するのです。東洋医学は今まで受けたことが無かったのですが、西洋医学と全く違う!
いったいおじいちゃん先生には、どんなものが診えているのか、、、
漢方調剤
おじいちゃん先生が手元の紙にさらさらっと漢方の種類と量を書き、その紙を店舗にいたお兄さんが調剤するために持っていきました。だいたい20分くらいで調剤が可能とのことで、お店で待たせてもらいました。
かかった費用
おじいちゃん先生は一律$15で診てもらえます。
こちらが1回分の漢方薬になり、1日1袋づつ煮だして飲みます。
これを6回分で$75になりました。1回分は$12くらいです。
処方される薬の種類によって値段が変わると思います。
Total:$90
一週間分の漢方薬になります。
漢方の飲み方
こちらは店舗のお姉さんに教えてもらった方法です。
- 一袋分をザルに出して、さらっとリンスします。
- 土鍋に漢方と水5カップ(1L)をいれます。
- 最初は強火で、沸騰し始めたら弱火にして1時間ほど煮ます。
- 煮汁が8オンス(1カップ強・230ccくらい)になったらザルにこして飲みます。
焼き物の鍋が良いとのことですが、なければなんでもOKです。
ただ、1時間くらい漢方薬の香りがするので、換気扇を回したり、窓を開けておくことをおススメします。
漢方薬の味は
飲めなくはないけど、美味しくはないです笑
良薬は口に苦し、というくらいなので、きっと効いていることでしょう!一週間も飲んでいると慣れてきます。
緑茶は体を冷やすらしい
ちなみに診断の時にグリーンティーやカモミールティーはダメだと言われました。
飲んで良いものは、ウーロン茶、ジャスミン茶、紅茶、麦茶、コーヒーとのこと。
私の体質かもしれませんが、緑茶は体が冷えてしまうんだそうです。
現在は、チャイナタウンの中にある【Hong Kong Supermarket】で購入したジャスミン茶と鉄観音ウーロン茶を飲んでいます。
漢方の効き方
漢方の特徴として、じっくり体を調整していくので、漢方薬を飲み始めた数日は、まだ痛みがありましたが、飲み続けている現在はいい感じです。
もう少し、漢方生活を続けていこうと思います。