こんにちは、Tsumaです。
ニューヨークから気軽に行ける場所として、ワシントンDCやボストンがあります。
そこまでの移動でアムトラック(Amtrak)を使ってみてはいかがでしょうか?
今回の記事では、アムトラック(Amtrak)のチケットの購入の仕方の解説とお得に利用できる方法をまとめました。ニューヨークから小旅行する際にぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
アムトラック(Amtrak)とは
アムトラック(Amtrak)はアメリカ全国の500以上の都市を結んでいる鉄道会社です。イメージ的にはそんなに速くない日本の新幹線な感じです。
アムトラック(Amtrak)で行ける場所
以下の地図の通り、主要都市はほぼ網羅しています。カナダはモントリオールやトロント、バンクバーまで行くことができるみたいです。
アムトラック(Amtrak)の料金を安くするためには
アメリカの北東、ニューヨーク周辺を通っているラインだと14日前までに予約すれば25%以上割引されます。
直接駅でチケットを購入することは可能なのですが、オンラインで購入した方が安くなります。
他、学生や子ども、シニアだと割引されることもあるので、家族旅行や学生同士の旅行に便利です。
Amtrak Guest Rewards®でポイントを貯めて利用
その他、アムトラック(Amtrak)にはメールアドレスを登録してオンラインで購入すると、ポイントが貯まる仕組みがあります。頻繁に使う際には、こちらを登録してポイントを貯めて、旅費に利用することもできます。
Amtrak Guest Rewards®
登録無料
オススメのクレジットカード①
年会費無料のカードで交通のカテゴリー5%キャッシュバックされるので、$500以下の旅行ならこちらのカードが便利です。
ただ、旅行補償(紛失、破損、盗難など)は付いていないので、補償もカバーしたい場合は別のカードが必要です。
オススメのクレジットカード②
年会費ありで、Amexポイントを貯めたい方はこちらのカードがオススメです。こちらは3倍のポイントが付き、遅延した場合の補償や手荷物の紛失、破損、盗難に関しても補償してくれます。
オススメのクレジットカード③
Chaseのポイントを貯めたい方はこちらのカードがオススメです。全ての旅行料金に2倍のポイントが付きます。さらに旅行補償がかなり充実しているので、旅行に行く際はこちらで支払いをすると安心です。
アムトラック(Amtrak)の7つのマナー
基本的には、日本の新幹線に乗車している際に気を付けていることを守れば大体OKです。
- 夜10時以降に乗車する場合の会話には配慮を持って。
- 音楽を聴いたり映画を見たりするときは、 携帯電話をバイブレーションにし、ヘッドホンを使用すること。
- “クワイエットカー(quiet car)”に子どもを乗せない。
- 咳をしたり、鼻をすするような音を出すのはやめましょう。*列車に限らずアメリカで鼻をすする行為は嫌がられます
- アムトラックは公共の場であることを忘れずに。
- 満席の場合は、2つの座席を占領せずに座りましょう。
- 座席に 手を伸ばしてコンセントを使う前に、同席者に丁寧に尋ねること。
面白く、マナーが載っているのでぜひ見てみてください。
アムトラック(Amtrak)のチケット購入方法
直接駅に行って購入することができますが、日にちが決まっているのであれば、オンラインで購入することをオススメします。
こちらから登録可能です。
赤い星マーク全て入力したら“Join”をクリックしましょう!
名前を入力します。
苗字を入力します。
パスワードを考えて入力。我が家ではGoogleで自動で作成されるパスワードを使って、キーチェーンに保存しています。
同じパスワードを再度入力します。
コンタクトが取れるメールアドレスを利用します。
こちらは必須ではないので、打つ必要はありませんが、アメリカあるいはカナダの番号を入力します。
“Yes”にすると登録するメールアドレスにお得情報などが届くようになります。煩わしいと思う方は“No”でいいと思います。
利用の仕方を選択します。
- One-Way
-
片道利用
- Round -Trip
-
往復利用
- Multi-City
-
複数都市で利用
- Group Travel
-
複数人(15〜250人)で行く場合
- Hotel&Cars
-
Amtrakが提携しているホテルとレンタカー
今回は例として往復で入力してみます。
“From”に都市の名前を入力すると下に予測内容が出ます。
“Depart Date(出発日)”と“Return Date(帰宅日)”に入力するとカレンダーが出てくるので、日にちを選択します。
チケットをとる人数を選択します。
- Adult(大人)
-
16歳以上は通常料金
- Senior(シニア)
-
65歳以上は10%オフ
- Youth(ユース)
-
13〜15歳は選択する列車によって、学生割引(15%オフ)などが付き、18歳以上と同伴しなくてはいけない
- Child(子ども)
-
2〜12歳は50%オフ
- Infant(幼児)
-
2歳以下は18歳以上の膝の上であれば1人につき無料。席を利用する場合は子ども料金が適応される。
時間でフィルターをかけたり、ポイントを利用する場合はこちらで調整可能です。
全て入力したら検索をかけます。
一覧で時間と料金が出てくるので、予定に合わせて選択します。
“Coach”というレギュラーシートを選択すると“VALUE”と“FLEX”が出てきます。“Business”の場合はFLEXと同様になります。
- VALUE
-
出発前にキャンセルした場合、キャンセル料金が25%かかる。
変更は不可。 - FLEX
-
出発前のキャンセルは全額払い戻し可能。
変更手数料なしで変更が可能。
自転車やペットを連れて行く場合は、別途料金がかかります。全て確認したら、“CONTINUE”で支払いに進みます。
サインインしていると情報がそのまま入ります。もし、登録をせずに購入する場合は、上記の内容を記入します。同行者がいる場合は一人ずつ入力しないといけません。
一人につき$9で以下の保険に加入することができます。
- キャンセルや中断した場合100%返金
- 旅行中に関わる携行品の紛失、破損、盗難に対する保険
- 航空便の遅延による旅行が影響を受けた場合、対象となる食事代や宿泊費の払い戻し。
- 保険金請求の際はオンライで可能で、書類は少なく、口座振り込みも可能
- 旅行や医療上の緊急事態が発生した場合、24時間年中無休でサポート
保険に入ることをオススメされますが、支払いのカードに補償が付いている場合は特にいらないかな、と思います。心配な方は一人$9とそこまで高くないので、入っておいてもいいかもしれません。
支払い方法を選択して進めましょう。保険をスキップしたい場合はChase Sapphire Prefferdなどトラベル用保険が付いているクレジットカードを利用するといいですよ。
購入が終了したら、登録したメールアドレスにe-Ticketが届きます。乗車したら、車掌さんが見回りに来るので、このQRコード部分を提示すればOKです。
アプリをとると、すぐに見せることができるので、こちらも持っていると安心です。
アムトラック(Amtrak)のオススメポイント
我が家はニューヨークからしか利用したことがないですが、アメリカ全土にあるアムトラックのメリットは以下の通りです。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
車窓から景観を楽しみながら旅行でき、広々とした座席と寝台車のオプションで快適 都市の中心部に位置する駅で、目的地へのアクセスが便利 手荷物の許容量が一般的に多く、長期間の旅行や特殊な荷物を持っている場合に便利 環境に優しい移動手段として、一人あたりの炭素排出量が少ない 移動中の自由度が高く、席を離れて歩き回ったり、食堂車や展望車を利用できる | 飛行機に比べて時間がかかるため、特に長距離では非効率 全米をカバーしているが、一部地域では運行本数が少ないかアクセス不可 貨物列車と線路を共有しているため、遅延が発生しやすい 特定の路線や予約状況では、他の移動手段に比べて料金が高くなることがある 一部の列車や駅の設備が古く、快適さに欠ける場合がある |
オススメ①|ニューヨーク市内の移動が便利
ニューヨークにある空港はクイーンズにあるラガーディア空港、ブルックリンにあるジョン・F・ケネディ空港、州を跨いで、ニュージャージーにあるニューアーク空港の3箇所です。
どの空港からもマンハッタン市内までは公共交通機関を利用すると1時間ほどかかります。さらに搭乗手続きなどで1時間前に到着しておかないといけない等考えると、ニューヨーク市内にアムトラック(Amtrak)の駅があるので、ニューヨークの観光をして、別の都市(ワシントンDCやボストン)などの旅行にもすぐに行くことができます。
オススメ②|移動時間を有効活用できる
日本の新幹線ほど綺麗ではないですが、席の間は広々しているので、圧迫感がありません。コンセントも付いていて、PCやタブレットなどを置いて作業できるテーブルもあるので、通勤で利用している人も作業をしている姿をよく見ました。
トンネル等でなければ地上を走っているので、インターネットも利用可能です。
オススメ③|手荷物の汎用性
飛行機の検査場では100ml以上の液体は機内に持ち込むことができません。*水を入れていた水筒も没収されます(泣)
飲み物や食べ物の自由がきくので、化粧水やシャンプーなど大きいまま持っていっても問題ありません。
座席の上の荷物置き場におきながら利用できるので、座席でゆっくり過ごすことができます。
まとめ
今回は、アムトラック(Amtrak)を購入する方法を順に追ってまとめました。ニューヨークから手軽に他の都市に行くことができます。料金が高いと言われますが、格安のバスに比べて乗り心地と自由度はかなり変わってきます。
ボストンやワシントンDC、フィラデルフィアなどちょっとした旅行にアムトラック(Amtrak)を利用して快適な旅をしてみてはいかがでしょうか?
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