こんにちは、Tsumaです。
インドア派な我々ですが、ニューヨークの夏は日が長いのでアウトドアな内容を楽しむことをしています。
ニューヨークに住んでいてもなかなか行かないイントレピッドに無料で行ってきました。実際に行ってみて、チケット・入場料、見学場所など行く前に知っておきたい情報をご紹介します。
イントレピッド海上航空宇宙博物館とは
イントレピッド(INTREPID)とはアメリカ海軍で実際に使われていた航空母艦の名称で、マンハッタンとニュージャージーの間にあるハドソン川に停泊しています。イントレピッド海上航空宇宙博物館(Intrepid Sea, Air & Space Museum)には航空機や潜水艦、スペースシャトルなどが展示されています。
アクセス・場所
地下鉄の駅”Times Sq 42St”から降りて、M42のバスに乗り最終降車の”12 Ave/W 42St”で降ります。そこから歩いて3分程で大きな母艦が見えてきます。
ニューヨークの街並みを2階建てのバスで周るツアーのダウンタウンループのバス停がこの辺りにあるので、グルーっと周ってきて博物館をみてもいいかもしれません。詳しくはこちらの記事にまとめているので参考にしてもらえると嬉しいです。
営業時間
春夏と秋冬だと営業時間が異なります。またサンクスギビングデーとクリスマスは定休日になります。
- 春/夏時間(4/1-9/30)
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月曜-金曜 10am-5pm 最終入場4pm
土日・祝日 10am-6pm 最終入場5pm - 秋/冬時間(10/1-3/31)
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毎日 10am-5pm 最終入場4pm
Free Friday:
4月〜9月の最後の金曜日の夕方(5時〜9時)は入館料が無料になります。この日には、イベントが多くあるので、Intrepidを見ながら、イベントの参加を促しているみたいです。金曜を楽しみたい方にはうってつけのイベントですね。
チケット購入・入場料
Intrepidの入場料には、以下の通りです。こちらはIntrepid艦内の他に、スペースシャトルパビリオン、グロウラー潜水艦、その他期間展示が含まれています。
通常料金 | NYC 料金 ニューヨーク在住者は50%オフ | |
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大人(13-64) | $36 | $18 |
シニア(65-) | $34 | $17 |
子供(5-12) | $26 | $13 |
私たちは、Culture Passを使って無料で行きました。
今までCulture Passではなかったのですが、いつの間にかここも利用が出来るようになりました。
Culture Passの使い方はこちらのサイトを参考にしてください。
他の観光パスも対象となっているので、観光に来た方もぜひ使って見てください。
チケット購入方法① サイトから時間指定チケットを購入
通常の料金はこちらから購入することができます。サイトが少し重いので、パソコンで行うことを推奨です。
メンバーの方はYesで持っていないかたはNoで進んでください。一人年間$100で年パスが手に入ります。メンバーの詳細はこちらから。
カレンダーが出てくるので、行く日を選びます。
大人や子供を選ぶことができます。またニューヨーク在住者の場合は50%オフになるので、ここで選択します。また、Culture Passを使う時は、Culture Passから連絡されるURLから予約画面に飛ぶと、一番上に”Complimentary”と入場無料欄ができるのでそちらに人数を加えます。
こちらは通常料金以外のアトラクションを追加することができます。
- ◎ Apollo & Beyond VR
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人類初の月への一歩からその後のスペースシャトル計画や国際宇宙ステーションの成功を経て、長期的な惑星探査に向けた流れをVRを使って楽しむことが出来ます。
$11/人 *年パス保持者は$8/人
- ◎ Simulators
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仮想飛行ゾーンで、イントレピッドの操縦のシミュレーションができます。
$11/人 *年パス保持者は$8/人
- ◎ Guided Tours
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専門家による英語でのガイドツアーが毎日午前11時と午後1時で開催されます。対象年齢10歳以上。
$15/人 *年パス保持者は$11/人
- ◎ 3D Film Experience
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33分間の3D映画を視聴することが出来ます。演目は2つ(航空母艦関連・宇宙関連)あり、どちらかを選択します。
$10/人 *年パス保持者は$5/人
営業時間開始の10amから3:30pmまでの間で選択します。選んだ時間の30分以内に入場します。
追加したアトラクションや入場時間、数など表示されるので、合っていれば”Checkout”に進みます。もしプロモコードがあればここで入力します。
購入後、登録したメールアドレスにチケットが届きます。アドレスは間違えないようにしましょう!
チケット購入方法② New York CityPASSを利用
他の観光地も回りたい、という場合にはニューヨークのCityPASSを利用するとお得です。PASSをゲットしたらBoxOfficeでチケットをもとめましょう!さらにCityPASSをもっていると、ミュージアムショップで10%オフが使えます。
CityPASSの詳しい内容は以下記事にまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてもらえたら嬉しいです。
イントレピッド海上航空宇宙博物館の見学場所
ピア86の入口に行くとまず荷物検査と身体検査を受けます。クロークは無いので、身軽な格好で行くことをおススメします。
身体検査が終わると左側にBox Officeがあります。実際に使ってはいないので詳細は不明ですが、CityPASSの方はこちらでバーコードを見せてチケットをもらうらしいです。
チケットを見せて、中に入場すると右側にミュージアムショップがあります。すべて見学し終ったらまた戻ってくるので、チラ見して前に進みます。
潜水艦グロウラー(Growler)
入ってすぐ右側に潜水艦Growlerが停泊しているので、内部を見学することができます。
ただこちらは人数制限があるので、列になっており私たちが行った時は50分待ちだったので諦めました。人の出入りを見て、並ぶといいかと思います。
フライトデッキ(Flight Deck)
大きな「1」と書かれた場所にエントランスがあり、そこから階段で上がると「フライトデッキ(Flight Deck)」と「ハンガーデッキ(Hangar Deck)」に行けます。エントランス前でもチケットチェックが入ります。
フライトデッキ(Flight Deck)には数多くの戦闘機が並んでいます。それぞれ説明がついており、飛行機が好きな方にはたまらない空間となっています。
アイランド(Island)
フライドデッキの中心にアイランドと呼ばれる船の中枢になります。アンテナやレーダーなど、戦艦好きにはたまらないビジュアルでテンションが上がります。かなり狭い階段を上り降りしながら内部を見学することができます。細部に当たって見学が出来るのは素晴らしいですし、説明をしてくれる方も常駐しています。
スペースシャトル パビリオン(Space Shuttle Pavilion)
フライドデッキにスペースシャトルパビリオンの入口があります。
ここにはアメリカ初のスペースシャトル”エンタープライズ(Enterprise)”が展示されています。間近で見ることが出来るので、かなりテンションが上がります。
スペースシャトルの歴史やソユーズ宇宙船の展示など宇宙関連に興味がある人にとって楽しいですね。
パビリオンに入ってすぐスーベニアフォトを撮ってくれます。パビリオンの出口で写真を販売しています。こちらセットで$30しました。立派な合成写真(笑)なので記念に購入してみました。
ハンガーデッキ(Hangar Deck)
フライトデッキから1つ下の階に降りると、Intrepidの艦内をみることが出来ます。
レゴの模型が立派で、ちょっと欲しくなりました。空母としていろんな戦争で利用された歴史など、しっかり見ることが出来ます。
第二次世界大戦中では、5回の日本の神風特攻隊の攻撃と1回の魚雷攻撃を受け、大きな火災となりましたが生き延びています。その後冷戦、ベトナム戦争でも利用され、1960年代にはNASAの回収船としても活躍したそうです。
このハンガーデッキ内で、神風特攻隊の攻撃について没入型の映像作品を見ることができます。日本人の我々にとっては微妙な立ち位置ではありますが、アメリカ側の証言などを踏まえて映像に残されているのはとても勉強になります。
ミュージアムショップ|お土産に最適
スペースシャトルパビリオンの出口とイントレピッドの出口にミュージアムショップがあります。
パビリオンの方では宇宙食やミニチュアのスペースシャトルなど、全体のショップでは、イントレピッドのマグやパーカーなど、少し値は張りますがここでしか購入できないものとして、お土産に最適です。
その他、お土産にいいなと思うところはこちらの記事も合わせて参考にしてもらえると嬉しいです。
家族連れで来ている方が多くいました。戦闘機や宇宙船など興味を持っているお子さんがいたら、楽しめるところだと思います。夏の日差しを浴びながら川沿いを歩くのは楽しいので、ぜひこの夏のイベントの1つに入れてみてはいかがでしょうか?