こんにちは、Tsumaです。
2023年のアメリカのタックスリターンの締切は2024年4月15日です。
1月や2月は職場や銀行等から書類がたくさん届いている頃ではないでしょうか?これがあると効率が爆上がりするアイテムをご紹介します。
ちなみに我が家では、1年目はなんとかなるかなと、TurboTaxを使ってセルフでやってみました。その結果、2年後IRSから恐怖のレターが届き、追加で支払いが必要になったので、プロに任せることにしました。やはり、餅は餅屋ですね。
タックスリターンとは?
タックスリターンは日本の年末調整、確定申告のことです。日本の会社勤めだと会社が行ってくれるので、あまり馴染みがないかもしれませんが、自営業など個人事業主の場合は個人で行います。
アメリカは会社勤めであっても、個人で行う必要があるので各々お抱えの会計士さんがいたり、自身で行ったりと知識と経験によるところが多いです。
個人で行うメリット・デメリット
アメリカ人の多くは、オンライン上で出来るので、自分自身で行うことが多いです。
メリット
◇ 自分の都合に合わせて作業ができる
◇ 費用が安く済む
TurboTaxなど無料から利用できるソフトウェアだけでオンライン上で完結できてしまうので、慣れている方はサクッと申請する人も多いです。
デメリット
◇ 慣れていない場合は時間がかかる
◇ 間違えて申請した場合の対応が大変
ソフトウェアを利用する場合は設問に沿って回答していきますが、この数値で合っているかな?この控除項目は当てはまるんだろうか。。?など調べながら進めることが大変でした。また、できた!と思ったらIRS(国税庁)等から手紙が来てもどう対応したらいいのか分からず、後回しにして追加で支払わないといけなかったことがあります。
専門家に頼むメリット・デメリット
我が家では、弁護士資格も併せ持つ会計士さんにお願いしています。法律関係に強い方の方が融通が利くような気がしています。
メリット
◇ 必要な書類を提出したらあとはお任せ
◇ IRS等からの手紙が来たら対応してくれる
どんな書類が必要か、ということを提示してくれますし、個人事業主の場合は控除項目など相談に乗ってくれます。意味深なレターが来てもどうしたらいいのか、と相談したり対応してくれるので安心です。
デメリット
◇ 費用が高い
◇ 忙しくなると対応が遅くなる
自身で行うよりもかなり費用が掛かります。我が家で利用している会計事務所では、作業内容や収入などによって費用が変わるそうです。昨年利用したときは$400ほどでした。4月の締切間際はかなり忙しくなるので、電話が通じなかったり、メールの返信が遅かったりするので、早めに対応することが必要ですね。
実際の様子はこちらの記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
書類の保存に必要なアイテム
アメリカに来たばかりの時は、クリアファイルなどに入れてまとめていましたが、どれに入れたか分からなくなったり、穴あけして閉じるということもだんだん面倒になっていきました。以下紹介するアイテムは知っている方も多いかと思いますが、日本ではあまり見なかったので、ぜひおすすめしたいです!
ちなみにアメリカの紙のサイズは”Letter”サイズが一般的に使われていて、契約書などの時に”Legal”サイズを使います。日本のA4サイズとは少し違うので、日本で利用していたクリアファイルなどはサイズが合わないことも多いので気を付けましょう!
きちっとファイルに保存することが苦手ですが、アメリカで一般的に使われている書類の保存方法であれば、ずぼらな性格の私でも、なんとなくまとめることができます。
Paper File Folders
こちらはただ、挟めるだけのものです。タブが上に付いているとそこに書き込んで保存します。例えば、銀行のステイトメントなら銀行の名前を付けたり、月ごとで分けたりすごく使いやすいです。
Hanging File Folder
上で紹介したファイルフォルダーをまとめるのが、こちらのハンギングファイルホルダーです。ペーパーフォルダーよりも丈夫にできていて、その名の通り、机の中などに引っ掛けてつるすタイプのファイルフォルダーです。タブをずらして重ならないようにも出来るので、すごく便利です。何より書類の出し入れが本当にラクチンなので、重宝しています。
Hanging File Folders Organizer
そして、ハンギングファイルフォルダーを整理するものとしてオーガナイザーで保存しておけば、資料もまとめやすく、出し入れも簡単に行うことができます。引き出しの中に引っ掛ける場所がついている机も多く売られていますが、我が家は本棚に置くことができる大きさのものを使って、整理しています。
プリンター&スキャナーは必須
アメリカのコンビニにはマルチコピー機というものが無く、Staplesといった文具店やFedexといった運送屋にしか、マルチコピー機はありません。
なぜ、プリンター&スキャナーが必要になるのか?タックスリターンに必要な書類のやり取りで実際に必要だった場面をご紹介します。
- 郵送できた書類をPDFにしなくてはいけないことがある
- 送られてきた書類を印刷し、直筆のサインをしてPDFにした書類にしなくてはいけない
- 紙のレシートをPDFにしなくてはならない
- 紙媒体での保存が必要な書類がある
基本的にやり取りがメールだと書類をPDF化しなくてはいけません。今は写真をPDFに出来るアプリなどを使ったこともありますが、影が入ったり、周りが写り込んでしまったり、うまくいかない時が多かったです(私が不器用過ぎたかもしれませんが。。)
スキャナー付きだとスキャンした書類がすぐパソコンと繋がるので、すごく便利でした。特に上記の2番の状況で、急いでやらないといけない時に、わざわざ外に行って、プリントして、PDFにとなると時間も手間もかかるので、プリンター&スキャナーは効率を爆上がりさせてくれました。
プリンター&スキャナーはピンからキリまであるので、悩みますが我が家で利用しているのはこちらの機械です。
- Print up to 40 ppm.
- Print up to 8.5″ x 14″.
- 900-sheet maximum paper capacity.
- 3 year limited warranty.
- Security settings can be set behind an administrator log-in.
プリンター&スキャナー選びのポイント①
ワイヤレスで出来ることです。同じWifi下であれば、線をつながなくてもプリントできることが重要です。これだとスマホからでもPCからでもプリントできるので便利です。
プリンター&スキャナー選びのポイント②
インクジェットではなくレーザープリンターであることです。あるあるだと思うのですが、インクジェットだと、いざ使うという時にインクが乾いていて印刷できなかったり、インクをすぐに購入しなくてはいけなかったりとあまりいい思い出がありません。レーザーのトナーの方が値段が高いですが、久々に使うとなっても、インクが乾いているなんてことが無いので、ストレスがかなり減っています。
カラーでの印刷はめったにすることが無いので、白黒プリントが出来れば十分だと思うので、その点もポイントになるかなと思います。
プリンター&スキャナー選びのポイント③
製品は「安かろう悪かろう」が基本なので、値段はあまりケチらず良いものを購入しました。補償(Warranty)が付いているものを選ぶといざ何かあった時も安心です。大手メーカー品の方が補償が充実していることが多いので、その点も合わせて考えることも大切だと思っています。
タックスリターンは面倒
タックスリターンの時期がくると去年こうしておけばよかったと毎年思ってしまうのですが、少しでも楽にできるといいですよね!
準備しなくてはいけない書類などについても合わせて読んでもらえると嬉しいです。頑張って乗り切りましょう!