【最新版】日本へ一時帰国の免税に必要なもの|ニューヨーク在住者必見

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こんにちは、Tsumaです。
アメリカ生活をしている方が、一時帰国をする際に条件を満たせば免税になることはご存知でしょうか?
2023年4月1日から制度が新しくなり、今まで免税の方法であったパスポートに出入国スタンプがあればOK、というわけにはいかなくなりました。

ニューヨーク在住の私たちが免税店で購入できるまでの流れをまとめましたので、アメリカ在住の方の一時帰国の参考になれば嬉しいです。

目次

免税とは?

免税とは、観光客や一時帰国者を対象に免税店で販売されている商品の消費税を免除して購入することです。なので、ざっくりと10%安く購入することができます。

免税店は赤い桜のマークでTax -Freeと記載されているので、免税してくれる店舗かどうかは行って見るとすぐに分かります。全国の免税店はこちらからチェックできます。

https://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/symbolmark.html

免税購入対象者

全ての一時帰国者が対象になるわけではなく、以下の条件に当てはまる方が対象者になります。

日本の国籍を有している非居住者
  • 非居住者(日本に住民票がない方)であること
  • 国内以外の地域に引き続き2年以上住所又は居所を有する者(在留証明、戸籍の附票の写しが必要)

外国籍の方は短期滞在(6ヶ月未満)であれば、パスポート提示で免税になります。

免税に必要な書類|一時帰国前に行うこと

証明するための書類に以下のどちらかが必要になります。在留証明は一時帰国前、さらに出国予定日前の6ヶ月以内で申請をしなくてはいけません。※10月1日に出国する場合、4月1日以降で書類を準備する必要があります。

  • 大使館・総領事館:在留証明
  • 本籍地の市区町村:戸籍の附票の写し

私たちは、本籍地に向かう前に東京で買い物をしたいので、①を準備していくことにしました。一時帰国前に在留証明を取り忘れたとしても、本籍地で写しをゲットできれば、免税利用が可能になりますよ。

免税に必要なこと|出入国スタンプは絶対

日本のパスポートを持っている場合は、自動ゲートを利用することができますが、ゲートを利用すると入国スタンプが付きません。スタンプ押してくれるところがあるので、必ず押してもらいましょう。この入国の日にちが無いと免税を受けることができません。

在留証明を取得するまで

ニューヨーク総領事館(管轄地域はニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウエア州、ウエストバージニア州、コネ ティカット州(フェアフィールド郡のみ)、プエルトリコ、バージン諸島)ではオンライン申請(ORRネット)ができるということで、実際に試してみましたが、、、かなり時間がかかります。

オンライン申請には、必要書類を電子化してアップロードする必要があり、申請した後、2-3日後不備があると連絡が来た際、同居家族はそれぞれ申請をしなくてはいけないとのことで面倒になり、申請取り消しをして、直接行ってみました。

直接出向いた時は申請書を提出してから15分くらいで証明書ができました。
人によっては、30分から1時間くらいかかる場合があるので、直接行く場合は時間に余裕を持って行動していきましょう!

在留証明申請に必要な書類

  • 申請書
  • 有効な日本のパスポート
  • 滞在資格を証明するもの(グリーンカード、VISAなど)
  • 住所を証明できる文書(公共料金の請求書又は領収書、米国の運転免許証、納税証明、銀行のステートメント等の当事者の氏名及び住所の記載があるもの)
  • 滞在期間を確認出来る文書:2年以上米国滞在(公共料金の請求書又は領収書、米国の運転免許証、賃貸契約書、不動産売買契約書、ホテル等の宿泊施設発行の領収書)
  • 戸籍謄本等の本籍地が確認できる書類(発行日はいつでも構わない)

申請書の書き方|免税利用

在留証明:形式1の記載例です。記入した内容がそのまま証明書として利用されるので、もう少し丁寧に書けばよかったと後悔しています。。

日本のパスポート

有効期間をしっかりチェックして持っていきましょう!

滞在資格を証明するもの(グリーンカード、VISAなど)

パスポートにVISAが貼っている場合はそちらを見せればOKです。私たちはグリーンカードを提示しました。

住所を証明できる文書

現在の住所を証明できるものが必要です。私たちは銀行のステイトメントを持っていきました。最新版のものを提示して欲しいとのことだったので、急いでスマホからダウンロードし、メールで送って印刷してもらいました。

もし銀行を持っていない場合はこちらから申請するとウェルカムボーナスがもらえます。

滞在期間を確認出来る文書

2年以上滞在していることが証明できる書類で、公共料金の請求書や領収書、米国の運転免許証、賃貸契約書、不動産売買契約書、ホテル等の宿泊施設発行の領収書といった日付入っているものが必要です。ちなみに私たちは過去の銀行のステイトメントを提出しました。こちらの書類はそのまま持っていかれるので、事前にコピーを取っておく必要があります。

戸籍謄本等の本籍地が確認できる書類

免税を利用するためには本籍の番地まで必要になります。そちらを確認するために戸籍謄本などが必要になります。戸籍謄本などはいつの日付でも大丈夫です。職員の方がコピーを取ってくれるので、原本は返却してくれます。

戸籍謄本は原本を一つは持っていましょう!

在留証明の発行手数料

支払い方法は現金のみでお釣りが出ないように持っていく必要があります。

2025年3月31日までは$9になります。手数料は円換算で現地通貨になるので、毎年変わるらしいです。

実際に免税してみた

実際に日本の一時帰国の際に利用してみました。

空港では入国スタンプをもらいましょう

私たちは羽田空港の第2ターミナルに到着しました。
日本のパスポートを持っていれば、自動ゲートを利用できます。ゲートを通った後に職員の方がいるので入国スタンプをもらうことができます。免税を行う場合は、入国日が必要なので必ずスタンプをもらいましょう!

Tax Freeサインがある店舗で買い物

https://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/symbolmark.html

桜のマークを掲げている店舗は免税をすることができます。その他、こちらのサイトで免税店の場所を確認をしていました。前回利用した時よりも店舗数が増えていると感じます。

5,000円以上の買い物をしましょう

免税になる商品は大きく二つに別れています。

一般物品(家電、カバン・靴、衣料品など)

1人に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5,000円以上。

こちらは日本で利用しても構わないのですが、必ず国外へ持ち出す必要があります。

消耗品(飲食料品、医薬品、化粧品など)

1人に対して同じ店舗における1日の販売合計額が5,000円以上、50万円以下の範囲内であること。

日本国内で消費した場合は、関税で消費税を支払わなければなりません。
透明なビニールで梱包されるので、そのまま国外へ持ち出す必要があります。

一般物品と消耗品を合わせて5,000円以上になった場合は、すべて梱包されてしまうので、一般物品と消耗品それぞれ5,000円以上になるようにしましょう!

開封すると開封済みと分かるように梱包されています。

免税分の返金方法

今回、私が利用した店舗では免税方法には以下の方法がありました。店舗によって違うのでレジで確認してみましょう。

  • レジで会計時に税金が引かれる
  • 一度レジで支払いをしてから別カウンターで税金分を現金でもらう

①の場合はTax Free専用のレジがある店舗が多かったです。無印良品やユニクロなどはその場で、パスポートと書類を提出しました。

②の場合は一度支払いをした後、別カウンターで手続きをします。百貨店などは免税カウンターが特設されているので、そちらでまとめて行うことができます。その時は消費税分は現金で返金されます。

空港の関税

出国する時に何か必要なのか関税のスタッフに確認したところ、大きい金額でない限りは荷物預け入れに入れておけば、特にチェックすることはないとのことです。大きい金額のものに関しては、手荷物でチェックを受けることがあるらしいです。

免税するなら海外手数料無料のクレカを利用しよう

日本への一時帰国の際は、消耗品をまとめて購入したり、お土産を購入したりとたくさん購入してしまいますよね。日本の消費税は10%なので、免税店なら10%OFFの感覚で購入することができます。

条件に合うなら、ぜひ免税を利用してみてはいかがでしょうか?
さらに、日本で利用するなら海外手数料無料のクレカを使うと円安時はお得な気持ちになれますよ。詳しくはこちらの記事にまとめているので、ぜひお得に日本の一時帰国を楽しんでみましょう!

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この記事を書いた人

よくも悪くも能天気なTsuma、特に準備せずOttoに任せて、ニューヨークでの生活を始めました。
チャイナタウンに行くと声を掛けられる率が高くなってきたので、中国語を勉強中です。

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