こんにちは、Ottoです。
ここニューヨーク市では2021年5月現在ワクチンが誰でも気軽に打てる様になってきました。
そして先日私もTsumaとモデルナ製のワクチンを打ってきました。
摂取にあたって、ここニューヨークでも色々な人が色々なことを言っていて、「ワクチン打ったほうが良い・打たないほうが良い?」、「あっちのワクチンが良い、こっちのワクチンが良い?」、「ワクチンを打ったので私はもう大丈夫?」「いやワクチンを打っても大丈夫ではない?」・・・と、情報が錯綜しています。
摂取する前に納得して接種したほうが良いと思いますので一体このワクチンはどんなものなのか、調べてみました。
この記事はワクチン打ったほうが良いとかそういうことについて言及しているものではありません。
あくまでこれから受けるかどうかはあくまで個人の判断だと思います。どうしていくかの判断材料の1つになれば幸いです。ご自身でしっかり判断して行きましょう。
現在アメリカで打てるワクチンは?
- ファイザー
- モデルナ
- ジョンソン&ジョンソン
この3種類です。
この内
- ファイザー・モデルナはmRNAワクチンで摂取回数は2回
- ジョンソン&ジョンソンはウイルスベクターワクチンで摂取回数は1回
それぞれ違うんですね。
mRNAワクチン
SARS-CoV-2のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNA(体にタンパク質の作り方を教える遺伝物質)を脂質の膜に包んだ製剤のようです。
ウイルスベクターワクチン
DNAを細胞の中に運ぶために使用される「ウイルスベクター(ウイルスベクターは、一般的な風邪ウイルスを無害にしたようなもの)内の遺伝子命令(DNA)で構成されていて、私たちの細胞は遺伝物質を読み取ってmRNAを作り、このmRNAが私たちの体の細胞にスパイクタンパク質を作るように教えます。
さらに詳しく知りたい方はこちらCDC(アメリカ疾病予防管理センター)のウェブサイトをチェック!
わたしたち夫婦はモデルナのワクチンを選びました。
モデルナワクチンってどんなワクチン?
アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)によると、
モデルナ社が提供する重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされるコロナウイルス(COVID-19)の予防のためアメリカではファイザーについで2番目に緊急使用許可されたワクチンです。現在18歳以上が接種可能になっています。
実は2021年5月現在、FDA承認のコロナウィルス(COVID-19)予防のためのワクチンはまだありません。
これは意外と勘違いされている方が多いかもしれません。まだ緊急使用許可が出ているだけのようです。
*2021年8月23日にFDAよりファイザー製ワクチンがCOVID-19ワクチンとして初めて承認されました。
*2022年1月31日にFDAよりモデルナ製ワクチンがCOVID-19ワクチンとして初めて承認されました。
モデルナは2回接種します
ファイザーと同様2回摂取する必要があります。
モデルナは1回目から1か月後に2回目の摂取が必要です。
ちなみにファイザーも2回摂取しますが、2回目は1回目から3週間後です。
どのくらい有効?
Based on evidence from clinical trials, the Moderna vaccine was 94.1% effective at preventing laboratory-confirmed COVID-19 illness in people who received two doses who had no evidence of being previously infected.
CDCより
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると94.1%の有効性が確認されてるようです。
ちなみにファイザー製は16歳以上で95%です。
どちらもかなり高い有効性が報告されていますが、実際にどのくらいの期間有効性を発揮するのかはまだ未確認だそうです。
そういうあたりがあくまで緊急使用許可段階ということですね。
こんな人は注意しよう
こちらも FDAによると、以下の人は医師や予防接種提供者に相談したほうが良いようです。
- アレルギーがある
- 熱がある
- 出血性の疾患があるか、抗凝血剤を使用している
- 免疫不全であるか、免疫系に影響を与える薬を服用している
- 妊娠中か、妊娠を予定している
- 母乳で授乳中である
- 別の COVID-19 ワクチンを接種した
副反応は?
実際の接種後の副反応の様子をこちらでレポートしております。
NY在住夫婦がモデルナ製ワクチン打ってきたけど副反応はどうだった?