ピッツバーグ旅行|フランク・ロイド・ライトの建築ー落水荘(Fallingwater)・ケンタックノブ(Kentuck Knob)

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こんにちは、Tsumaです。
先日行ったピッツバーグ旅行のメインイベントであるフランク・ロイド・ライトの建築を見に行ってきました。車でしか行くことが出来ない、Fallingwater(落水荘)とKentuck Knob(ケンタック・ノブ)の詳細と経験についてお伝えします。ピッツバーグへの旅行の観光地として行く時の参考にしてもらえたら嬉しいです。

目次

フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)

フランク・ロイド・ライトは、アメリカ生まれの建築家で、彼の設計と建築スタイルは、アメリカ建築をはじめとして世界に多大な影響を与えています。彼の作品は、”オーガニック・アーキテクチャー”と呼ばれ、自然の要素と調和しながら人々の生活を豊かにすることを目指しています。ライトのデザインは、機能性と美学、そして自然との調和を重要視しており、それぞれの建物が建てられた環境と一体化しています。

ニューヨークのグッゲンハイム美術館や日本の帝国ホテルなどの建築をしています。
ニューヨークへ旅行するときは見てみてください。

ピッツバーグにはフランク・ロイド・ライトの建築が多くみられます。今回の旅行では、”Fallingwater”と”Kentuck Knob”に行ってきた内容についてご紹介します。

Fallingwater|落水荘

ピッツバーグ近郊に位置するFallingwater(落水荘)は、フランク・ロイド・ライトの代表作として広く知られています。1935年にエドガー・J・カウフマン氏のために設計されました。その名の通り、落水荘は小川の上に建てられ、自然の中に溶け込むようなデザインが特徴です。自然石を用い、水の流れを取り入れたデザインは、自然との一体感を感じさせてくれます。

アクセス

住所:1491 Mill Run Rd, Mill Run, PA 15464Google Map はこちら

私たちはニューヨークからピッツバーグ市内まで行き、そこからレンタカーを借りて向かいました。
ナビ通りで行くとだいたい1時間半ほどでしたが、途中休憩したり、お店に寄ったりしたので、2時間くらいかかりました。

ここに向かうには車でしか行くことが出来ません。近くまで行くバスなど無いので要注意です。
また、Uberなどの配車サービスも帰りに配車することが難しいので、最悪帰れないということがあるので気をつけましょう。


駐車場手前にパーキングゲートのようなところで入場の確認されます。予約してあることと名前を伝えると、レシートをもらいます。そのレシートがチケットになるので、無くさないようにといわれました。

駐車場からビジターセンターに向かって歩いていくと中央に受付があります。ガイド付きパスだと番号を伝えられます。番号が呼ばれたらガイドの後についていきます。ビジターセンターにしかトイレはないので、ガイドが始まる前に行っておきましょう。

ガイドが話している内容を拡張してくれるイヤホンを渡されるので、ガイドの声が聞こえない、、、ということがありません。

ツアー料金・営業時間

建物の中には入らずに、敷地内や外観を見て回る”Ground Pass”は1人$15になります。
こちらは、自由に自分の好きな時に見て回れますが、建物内には入ることが出来ないパスです。

おススメはガイド付きツアーです。

自由に散策していたら見落としてしまう所や、建築に関する裏話など聞くことが出来るので楽しいです。

Grounds TourArchitectural TourIn-Depth Tour
料金
返金不可手数料 $2/
$25$35$87
敷地内・外観
ハウスインテリア
別館
ハウス内写真撮影
6歳以下の子供
2023年の営業時間4/17-10/31(水曜定休)
10:30am、12:30pm、3pm
3/11-11/26(水曜定休)
イースター、サンクスギビング除く
9am-4pm
11/27-12/31(12月は週末のみ)
クリスマス・イブ除く
11am-3pm
3/11-11/26
8:30am、8:45am
4/17-10/31の期間
4:30pmも追加
11/27-12/31(12月は週末のみ)
クリスマス・イブ除く
10am
詳細詳細詳細

服装や持ち物

ライトダウン

ピッツバーグ市内と比べて10度ほど差があるので、9月以降はライトダウンなど持っていくと便利です。
簡単に脱ぎ着できて、持ち歩くのも楽なものがいいです。

歩きやすい靴

ビジターセンターから邸宅までは約0.5㎞(1/4miles)あり、約15分程歩くことになります。さらにガイドツアーなどは1時間以上かかります。また川・滝沿いなので湿気が多いので、歩きやすい靴や滑りにくい靴を履いていくと安全です。

手荷物は小さめに

10x10x3 inches (25x25x8cm)を超えるバッグやバックパック、大きいカメラ機材などは邸宅内は禁止されています。家具などは接触禁止で結構狭いので、貴重品などだけ持ち歩く人も多かったです。ビジターセンターの真ん中にロッカーがあるので購入したものなどはここに預けたり、車で来ることが多いと思うので、一度車に荷物を置くということも必要だと思います。

見どころ

私たちはArchitectural Tourに参加しました。そこでは、すべての階をガイド付きで回ることができましたが、写真撮影は一部分のみOKでした。メインルームのリビング部分はフランクロイドライトが設計した家具の他、所有者が選んだインテリアが提示されていました。

すぐ下には川が流れていて、ベランダに出ると森の中にいるような感覚になります。

ギフトショップでは、Fallingwaterのデザインやフランク・ロイド・ライトのデザインの雑貨が多数そろえてあります。お土産にもピッタリな雑貨が多いので、ストアを見る時間もゆっくり取るといいですね。

Kentuck Knob|ケンタック・ノブ

Kentuck Knobは、落水荘から車で約20分の距離にある、こちらもライト設計の建物です。1953年にI.N. ハーゲン氏のためにデザインされ、山の頂上に建てられています。U字型のデザインと平らな屋根が特徴で、レンガとティーク材を主な建材として使用し、ライトの自然への敬意が感じられる作品です。

アクセス

住所:723 Kentuck Rd, Dunbar, PA 15431 

落水荘と同様に、車でしか行くことができません。
途中案内が出ているのであまり迷うことはありませんが、かなり奥に入るので、電波が届かないことがあります。Mapなどはあらかじめダウンロードしておくと安心です。

ビジターセンターで受け付けをします。
名前を言うと番号が記載されたシールをもらいます。ビジターセンター前にシャトルバスが来るので、番号を呼ばれたら乗り込みます。それまではビジターセンター内のお土産ショップを見たりコーヒーやアイスクリームなどが売っているので、そこでゆっくりしたり、駐車場付近のトイレに行ったり、行く準備をします。

ツアー料金・営業時間

GUIDED HOUSE TOURS

45-50分の内部と外観のガイドツアーになります。
Taxes and Feesが別でかかります。

  • 大人:$28
  • 学生/6歳以上の子供:$18
  • シニア(55歳以上):$20 ※木曜のみ
  • 軍人と退役軍人:$22.40 ※有効な身分証明書提示
IN-DEPTH HOUSE TOURS

90分のガイドツアーにはない地下などを見ることができます。
※Taxes and Feesが別でかかります。

  • $75

ガイドツアー以外にも散策できる場所があるので、ガイドツアープラス1時間は余裕を持っていた方がいいです。

2023年の営業時間

  • 3/11-11/4: 9:00 AM – 4:00 PM
  • 11/5-11/26: 10:00 AM – 3:00 PM
  • 12月: 土日のみ 10:00 AM – 3:00 PM
     12/26-12/30: 10:00 AM – 3:00 PM

服装や持ち物

ライトダウン

ピッツバーグ市内と比べて10度ほど差があるので、9月以降はライトダウンなど持っていくと便利です。
簡単に脱ぎ着できて、持ち歩くのも楽なものがいいです。

歩きやすい靴

ビジターセンターから邸宅まではシャトルバスで向かいます。帰りはバスでビジターセンターまで戻る方法もありますが、おススメは周辺にアート作品がごろごろあるので、それを見ながら山を下っていく方法です。さらっと見て回っても20分程歩くので、歩きやすい靴をおススメします。

手荷物は小さめに

邸宅内の写真撮影は一部許可されていますが、原則禁止となっています。家具などは接触禁止で結構狭いので、貴重品などだけ持ち歩く人も多かったです。大きな荷物はビジターセンターの受付で預かってもらえるので安心です。

見どころ

落水荘とは違い、四角を使った内装はほぼありません。ガイドさんの説明によると三角をベースにした六角形を使うことで狭い空間でも広く感じることが出来るそうです。引き出しも斜めに開くなど、小技が効いていて内装を見るのが楽しかったです。

リビングには日本の帝国ホテルで使用されていた椅子があり、ガイドさんの目くばせが嬉しかったです。シンメトリーな窓の淵のデザインがかなりオシャレでブックマークを購入してしまいました。バルコニーでは写真撮影OKだったので、外からの風景を楽しむことができました。晴れている日だと太陽の影が六角形に反射されるなどこだわりポイントが多く、興味を引かれる内容で楽しかったです。

また敷地内を散策することができるのですが、山の上にある建物なので、景色が素晴らしいです。紅葉の季節だともっと色鮮やかになるようです。

山を下ってビジターセンターへ戻る際に、オーナーが所有しているアートを見ることも出来ます。自然の中にあるので、すごく不思議な感じがしますね。

一度は見てみたいフランク・ロイド・ライト建築

建築を学んでいる方にとっては、巨匠と呼ばれるフランク・ロイド・ライトですが、実際そんなに知らない私でもすごく楽しめました。日本から行くにはハードルが高いかもしれませんが、一度は見てみたい場所の1つだと思います。

落水荘のように、水辺に建物を建てることは現在は禁止されているそうです。そんな遺産を見ることができる貴重な場所なので、一度は見に行く価値があると思います。

ピッツバーグ市内からの往復料金
レンタカー(1日):約$80(保険代含む)

車の種類によって値段は変わりますが、一泊約$50くらいで借りることができます。
車の保険は支払うクレジットカードの保険などでカバーできるものはし、それ以外は別で掛けることをおススメします。

ガソリン代:約$10

1ガロンは3.8リットルくらいで、現在$3.7/ガロンくらいです。
ピッツバーグ市内から落水荘、ケンタック・ノブを周り戻ってきて3ガロン程つかいました。

ハイウェイ代:約$30

下の道もありますが、ハイウェイの方が運転が楽でした。
レンタカーで借りた車だと、ゲートを通ると後ほど請求がきます。

それぞれの観光地のツアー料金の他に以上の移動費とご飯代がかかります。
日本の運転免許を持っていれば、海外運転許可証を発行してもらえます。それでレンタカーを借りることができるのでアメリカで運転に挑戦してみてもいいかもしれないです。

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この記事を書いた人

よくも悪くも能天気なTsuma、特に準備せずOttoに任せて、ニューヨークでの生活を始めました。
チャイナタウンに行くと声を掛けられる率が高くなってきたので、中国語を勉強中です。

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