こんにちは、Tsumaです。
ニューヨークの住宅には、日本のように洗濯機が設置できないアパートが多いです。私たちは3度引越しをしていますが、どの家にも洗濯機がありませんでした。
ニューヨークの生活を味わうことができる洗濯事情とコインランドリーの使い方についてまとめました。旅行で来ている方も気軽に利用できるので、参考になれば嬉しいです!
実際に私たちが利用している洗濯用品に付いてはこちらにまとめていますので、こちらもどうぞ!
日本との洗濯事情の違い
日本の洗濯生活に慣れていた私にとって、不思議に思ったアメリカの洗濯事情は以下の通りです。
- 外に干すのは禁止
- コインランドリーの数が尋常じゃない
- ドライヤーシートを使う
- ドロップオフサービスが当たり前
外に干すのは禁止
詳しいことは知りませんが、ニューヨークの景観を守るため、洗濯物を外に干すことは禁止されています。
ただ、一軒家の裏庭などで干している家庭は見たことがあります。
あれは外から見えないからいいのかな笑
ネイティブの知人に聞くと外に干すなんて考えられないと言っていました。盗られるし、面倒じゃない?と。
コインランドリーの数が尋常じゃない
アメリカではコインランドリーでは通じません。
【laundromat】あるいは【laundry】になるので、Google Mapで近くのランドリー屋さんを調べてみましょう。
尋常じゃない数がヒットしますよ!
[Self Service]と書いてあるところが、通常のコインランドリーになります。クリーニングも行っているところは[Dry Cleaning]と記載されています。
後述しますが、[Drop Off]や[Wash,Dry & Fold]のサービスがあるところはたいてい、セルフサービスもやっています。
ドライヤーシートを使う
外に干さないという話をしましたが、じゃあみんなどうしているのかというと乾燥機を使っています。自宅に設置してある人もたいていは下に洗濯機、その上に乾燥機のように、上下で置いているところがほとんどだと思います。
乾燥機に入れる柔軟シートをドライヤーシートといいます。みんなこれ入れてます。
我が家は、以前までCostcoのプライベートブランドの2パック入りを購入して使っていました。これは一度買えば3年くらい持ちます。
- Refreshing Scent
- Softens & Freshens
- Help Reduce Static Cling
- Package dimensions : 12.0 inches (H) x 18.0 inches (L) x 8.0 inches (W)
[Fabric Softener]というのは柔軟剤のことです。[Liquid]の場合はよく見聞きする液体の柔軟剤のことで、[Sheet]は乾燥機に入れる柔軟剤になります。
乾燥機に1枚ぴらっと入れて回します。よく見るドライシートは👇こちら。
どれもファーマシーやターゲットなどで手に入れられます。
香りもそれぞれ違うので、好みの柔軟剤を入れると気分も変わりますよね。
ドロップオフサービスが当たり前
[Drop Off]ドロップオフとは、ランドリーに洗濯物を預けて、洗いと乾燥をした後、畳んでくれるサービスのことです。その他[Wash,Dry & Fold]という書き方をしているところもあります。
日本にいると、大体家に洗濯機が付いているので、こういったサービスを使わないのですが、本当に忙しい時に、とても便利でした。
料金は洗濯物の量で変わるのですが、私の家の近くのランドリーは[1LB=$1]計算でした。その他、洗い方や洗剤の指定、乾燥の強さなどを細かくオーダーすると追加料金がかかるため、私たちはいつもレギュラーでお願いしていました。2人暮らしで、一週間の洗濯物はだいたい25LBくらいだったので、$25で洗濯が終わっている状態は、忙しい時期には重宝していました。
ドロップオフサービスにTip(チップ)は必要?
Tipはいらないんじゃ、、と思うこともありますが、$3-5つけておくとランドリーで働いている人たちとの関係が良好になります。そうなると、普通に洗濯に来た時も、雰囲気が優しいです(たぶん笑)。ちょっとでもプラスで置いていくことで、Win-Winになるといいですよね。
もちろん、毎回利用する感じではないですが、朝ランドリーに預けて仕事に行き、仕事終わりに取りに行くという便利さは快適でした。
ランドリーに働いている人によって、たたみ方が雑だったり、対応が悪かったりすることがあるので、普段自分達で洗濯に行く場所で、どんな感じにやっているのかを見てドロップオフするかどうかを決めるといいと思います。
ニューヨークでの洗濯の方法
ニューヨークでの洗濯の方法は、この3つに分かれます。
- 自宅で洗濯する
- アパート内にある共有洗濯場を使用する
- 近くのコインランドリーに行く
自宅で洗濯する
ニューヨークは築100年など、古い建造物をリノベーションしながら居住地は作られているので、配管などの設備が足りず、洗濯・乾燥機が設置できないところが多いです。
ただ、比較的新しく建てられたアパートだと配管などがしっかりしているため、各部屋に設置しているところもありますし、ラグジュアリーアパートならだいたい付いていると思います。
基本的にはドラム式の洗濯機・乾燥機が縦に並んで置いてあることが多いです。日本でよく見る縦型はあまりこちらでは見かけないです。
アパート内にある共有洗濯場を使用する
10階以下くらいのアパートだと、地下に共有の洗濯場が付いていることがあり、もっと高いビルだと、各フロアごとに付いているところもあります。
クレジットカードの利用や、ランドリカードと呼ばれる、Suicaのようにお金をチャージしながら使う形式もあります。うちのアパートは最近アプリによる決済を使うようになり、時代を感じています。
基本的には、コインランドリーと同じような作りなので、洗濯機と乾燥機が数台ずつある感じです。
我が家も引越しをして、アパートに付いている洗濯場を使用しています。街のコインランドリーよりも少し割安な気がします。
近くのコインランドリーに行く
ニューヨークに住んでいる人はたいてい、コインランドリーを使うことが多いと思います。
アパートに付いている洗濯機が汚れていたり、自宅用のマシーンが壊れてしまった時なども、近くにランドリーがあるのはとっても便利です。
海外ドラマやシットコムの「フレンズ」や「サインフェルド」の中でも、この[laundromat]はよく出てきます。今見ても、マシーンの種類は昔から変わっていないです。
海外アーティストのミュージックビデオなどにも[laundromat]は使われます。
♪Justin Timberlake▽
CAN’T STOP THE FEELING!
コインランドリーの使い方
洗濯物準備
洗濯するものを持っていくためのランドリーバッグがあると便利です。
Amazon👇でも売っていますし、ランドリーのロゴや住所が入っているバッグなども、その場で売っています。私は、これも一緒に洗ってしまうので、タフに使えるナイロン製を重宝しています。
- EXCEPTIONAL DURABILITY – These laundry bags are constructed from heavy-duty nylon, ensuring long-lasting use without tearing or wearing out.
- GENEROUS SIZE – With ample space, this large laundry bag can hold a substantial amount of laundry, making it versatile for various needs.
洗剤準備
私たちが使用しているのは、Tide PODS👇です。以前は液体のものを使っていたのですが、持ち運ぶ時に結構重いので、使う分だけ持っていけるPODSタイプにしました。これをポーンと洗濯機の中に放り込んで回します。
- Tide Power + Ultra Oxi: Specially formulated laundry detergent with the power of oxi to help tackle tough set-in stains as a trusted stain remover
- 4-in-1 Technology: These laundry detergent pods includes laundry detergent, stain remover, color protector, built-in pretreaters, and laundry soap
- Laundry detergent pods dissolve in both hot and cold water and work in both HE and standard washing machines
- Cleans and Freshens: Laundry pods that help tackle tough set-in odors
- From America’s #1 Trusted Laundry Detergent Brand* *Voted most-trusted laundry brand by American shoppers based on the 2024 BrandSpark American trust study.
その他、デリケートに洗いたいものに関してはこちらの洗剤を別で使っています。
- Updated, double-concentrated formula made with bio-based ingredients.
- Gentle wash for delicate items like silk, satin, lingerie, undergarments, sleepwear and evening wear.
- New, transparent detergent with lightweight consistency for less messy dosing. Dose with our washable Laundry Measuring Cup (not included).
- Scented in Lady, a soft citrus and floral blend, now softer for a gentler clean.
- Contains 31 laundry loads as measured to a medium dose. Pairs well with our washable Laundry Measuring Cup (not included).
お金準備
クレジットカードやランドリーカードを発行しているところも多くなったとはいえ、やはりクォーターコインが主流だと思います。
クォーターというのは4分の1のことで、クォーターコインは$1の1/4=25¢になります。
アメリカのコインの名称はそれぞれあるので、最初に来た頃はなかなか覚えられませんでした。
ほとんどのランドリーには、両替機がついているのでクォーターコインを持っていなくても大丈夫です。両替機が無いところはお店の人に交換してもらったり、後でまとめて請求されたりと様々ですが、現金をもっていきましょう!
洗濯機の使い方
家の近くの洗濯機は「Hot」、「Warm」、「Cold」の3種類しかありませんでした。
場所によっては「Delicate」や「Heavy Duty」があるところも。
洗濯物を入れる前に洗剤を入れるところを確認しましょう。前に使った人の洗剤が残っている場合があります。
洗剤を入れる場所は大体、洗濯機の上を開けると入れる場所になります。
洗 剤:Detergent
柔軟剤:Fabric Softener
漂白剤:Bleach
洗剤は粉末タイプと液体タイプと分けて入れるところもあります。地元の洗濯マスターはどのタイミングで柔軟剤を入れるか、追加で水分を足したり(これが正しいかわかりませんが。。)おのおので最良な洗濯を行っています。
乾燥機の使い方
洗濯が終わったら、乾燥機にいれます。大体キャスター付きのかごがあるのでそれを利用して乾燥機まで持っていきます。
乾燥機も強さに種類がありますが、「High」、「Medium・Mid」、「Low」、「Delicate」となっているところが多いと思います。
乾燥機の種類によっては「Permanent Press・Perm Press」となっているところもあり、こちらはデリケートと同じような意味ですが、しっかり回ります。
我が家では、柔軟剤を洗濯時に入れず、乾燥時にシートを入れています。
量が多いかなという時は、2枚入れることがありますが、ほとんどは乾燥機1台につき1枚入れて回すという感じで使用しています。
近くのランドリーでは、乾燥機はクォーターコイン1枚で7分なので、42分回すとコイン6枚必要なので、$1.5かかります。
我が家の洗濯の最適解
在住6年目、ランドリーと闘い続けた結果、我が家の洗濯の最適解はこちらです。
- 下着やおしゃれ着は「Cold」で洗い、部屋干し
- その他、ユニクロなどで買えるものは「Warm」で洗い、「Mid」で乾燥
- タオルやシーツなど「Warm」あるいは「Hot」で洗い、「High」で乾燥
ネットに入れれば大体洗えると思っているので笑、Mujiの洗濯ネットは重宝していますし、日本に帰った時は、何個かまとめて購入して持っていきます。
部屋干しをする際は、サーキュレーターを回すと意外とすぐに乾くので、おススメです。
乾燥機は本当に便利なのですが、気を緩めるとすぐ縮んでしまうので、乾燥機に入れる際には気をつけています。
タフに使える服やタオル類はがんがん、乾燥機を回すので、消耗品だと思っています。
外に干し続けていた日本在住時代と比べると、洗濯がすごく楽になりました。もう外に干し続ける生活には戻れないですね。