こんにちは、Tsumaです。
職場はマンハッタンで、居住地はウェストチェスター、クイーンズ、ブルックリンを引越してきた私たちは日本の食材を求め、各地の日系スーパーをめぐっていました。
突発的に日本の味が恋しいと思う時のために、この数年で日系スーパーも様変わりし、実際に行ったことのある日系スーパーの2022年版をまとめました。
まだ行ったことのない日系スーパーの場所やオンラインショップなど参考にしてもらえると嬉しいです。
ニューヨークでの日本食材探し
日本のスーパーとは輸送費や関税の影響もあり、価格がかなり違います。また、ニューヨークはインフレの影響で(2022年)物価は異常なほどに上がっています。日本から来たばかりの時は、この商品がこんなに高いなんて。。と思っていました。特に日本人になじみのある野菜、「みょうが」や「山芋」が本当に高くて、しばらく食べていません。
とはいえ、アメリカの他州よりはニューヨークにある日系スーパーは多くあるので、日本の食材が欲しいなと思った時は意外と手に入りやすいです。
マンハッタンの日系スーパー
マンハッタン内では中心部分に多くスーパーがあります。上から順番に説明していきます。
Katagiri(片桐)
1907年創業のニューヨークの老舗の日本食スーパーで、ニューヨークには2店舗あります。グランドセントラル店では、2016年創業のローカルの寿司用の魚を提供しているOSAKANAのお刺身や鮭かまなどが売っているので、ミッドタウンでは重宝しています。
→ 59TH STREET STOREのGoogle Mapはこちら
→ GRAND CENTRAL STOREのGoogle Mapはこちら
また、mercatoを使ったデリバリーもしていますので、こちらから確認してみてください。
Dainobu(ダイノブ)
マンハッタン市内に3店舗、ブルックリンに1店舗あります。取り扱っている日本の商品は多く、陳列方法は効率的な配置になっていて、お弁当やお惣菜が充実しているなぁと思っています。
農林水産省の食品産業世界展開促進事業の支援を受けているため、今後の事業拡大を計画されているそうです。
→ East 47th StoreのGoogle Mapはこちら
→ West 56th StoreのGoogle Mapはこちら
→ Greenwich Village StoreのGoogle Mapはこちら
隣のMI-NE Deli CafeもDainobuさんです。
独自のデリバリーオンラインシステムと”mercato”を使ったデリバリーサービスがあります。
6/1/22以降
マンハッタンエリア:毎週水曜・金曜
ブルックリン・クイーンズエリア:毎週火曜
Sunrise Mart(サンライズマート)
1995年に開業したマンハッタンのイーストビレッジの店舗が4/3/2022閉店となりました。イーストビレッジには多くの日本人が住んでおり、日本食レストランも多くある地域なので、ショックが大きかったです。現在はマンハッタンに2店舗、ブルックリンに1店舗あります。MIDTOWN店は2021年改装されてデリとストアに分かれています。
→ SOHOのGoogle Mapはこちら
→ MIDTOWNのGoogle Mapはこちら
Yamadaya(山田屋)
2020年10月にオープンした日系スーパーです。広々としてきれいな内装です。コスメ商品やキッチングッズなど豊富な種類が揃えてあります。年末ギフト用の小分けにされたお菓子もあり、手土産に便利だなと思いました。
TESO LIFE
こちらは日系スーパーではなく、中国系の店舗ですが、日本の商品をたくさん取り扱っています。
とくにコスメ系が充実しており、フェイスマスクや基礎化粧品、ヘアケア商品など種類が豊富です。
マンハッタンには2店舗、クイーンズのチャイナタウン、フラッシングに2店舗あります。
→ Teso Life コリアンタウン近郊のGoogle Mapはこちら
→ Teso Life イーストビレッジ近郊のGoogle Mapはこちら
ブルックリンの日系スーパー
ブルックリンの奥の方にはあまり日系スーパーはありませんが、どこも地下鉄の駅近くにありますので、移動は楽かなと思います。
Midoriya
以前はマンハッタンのユニオンスクエアにありましたが、2021年5月に閉店しており、2021年11月にブルックリンのバークレイセンター近郊にオープンしました。ブルックリンはウイリアムズバーグと2店舗あります。Midoriyaでは女優の小山田サユリさんがプロデュースしたおにぎりが販売されていました。
→ WilliamsburgのMidoriyaのGoogle Mapはこちら
→ Barclay CenterのMidoriyaのGoogle Mapはこちら
TenIchi(天一) Mart
ブルックリンのSmith StreetとWilliamsburgの2店舗あります。Smith Streetはおしゃれなカフェやダイナーなどがある通りで、日本の雑貨は重宝されています。また、レジ近くに豚まんやあんまん、バブルティー(タピオカ)もあるので、小腹が空いた時に寄れるのもいいです。
→ Smith Street のTenIchi MartのGoogle Mapはこちら
→ Williamsburg のTenIchi MartのGoogle Mapはこちら
Dainobu(ダイノブ)
ブルックリンのDainobuはJ+Bの中に入っています。J+Bは隠れ家的なアトリエスペースで、同じ空間にHazuki Hairという日系サロンがあり、展示スペースも付いていて日本から出展をしたい人を応援しています。マンハッタンとは品数が少ないですが、珍しい日本商品が置いてあるので、見ていて楽しいです。
→ Brooklyn Prospect Park Store in J+BのGoogle Mapはこちら
Sunrise Mart(サンライズマート)
Industry City(インダストリー・シティ)の中のJapan Villegeの1つにサンライズがあります。ブルックリンのサンセットパークにあるIndustry City(インダストリー・シティ)はもともと工業地帯であった16棟の建物を再利用された場所です。Japan Villege以外にも様々な体験や飲食、イベントなど一か所で楽しめます。近くにCostocoもあるので、我が家の休日はIndustry Cityを見てまわった後、Costocoに行くという流れをしています。Japan Villegeの2階にDaisoやBook Offもできたので、買いすぎてしまうスポットになりつつあります。。
→ Japan VillegeのGoogle Mapはこちら
クイーンズの日系スーパー
日本人が住んでいる分布がすごくわかりやすいですね。
MOGMOG
2022年2月にLong Island City(LIC)にできた日系スーパーです。”もぐもぐ”したくなるような質のいい魚や食品が陳列しています。以前行った際、ちらし寿司とサーモンいくら丼を食べましたが、すごく美味しかったです。
Family Market
マートじゃなくてマーケット!ちょっと看板の色合いも似ていますが。。ファミマではありません笑。日本人が多く住んでいる地域アストリアのブロードウェイの駅を降りたらすぐの場所にあります。コンビニくらいの大きさですが、貴重な日本食材の店舗です。
→ Family MarketのGoogle Mapはこちら
Taiyo Foods
Taiyo Foodsはサニーサイドにありましたが、2021年8月に隣接していた店舗で火災が発生した際、FDNYの予備調査でTaiyo Foodsで火災があったとして突入され、店舗がほぼ全壊してしまい閉店に追い込まれたそうで、本当に気の毒でした。。2021年12月に寄付金によって、約4ヵ月という早さで店舗を移動して再開しました。サニーサイドにも多くの日本人が住んでいるので、地域に愛されたスーパーだと思います。
→ 新しい店舗のTaiyo FoodsのGoogle Mapはこちら
TESO LIFE
クイーンズのチャイナタウン。。いやむしろチャイナじゃない?と思うほどの場所、Flushing(フラッシング)にあります。本場の飲茶・点心のお店(Dim Sum)が多くあります。
→ フラッシングのTeso LifeのGoogle Mapはこちら
Sakura-Ya
クイーンズのForest Hills(フォレストヒルズ)も日本人の駐在さんが多く住んでいます。学校のレベルが良いらしく子どもの教育にも打ってつけらしいです。
私たちがクイーンズに住んでいたころは、Sakura-Yaが近かったので、よく買い物に行っていました。エクスプレスが止まる駅から徒歩圏内の立地にあります。土地の価格の影響だと思うのですが、マンハッタンやブルックリンの日系スーパーと価格を比較すると5%くらい安く提供されている感じです。ただ、$10で1ptのショップカード20ptで$20Offだったけど割に合わないなーと思いながらもしっかり集めていました(苦笑)
ニューヨーク市以外の日系スーパー
上記のニューヨーク市以外にも日系スーパーはあります。実際に行ったことのある日系スーパーについてさらっとご紹介します。
ウエストチェスター
Daido Market (ダイドーマーケット)
マンハッタンからはメトロノースで行くことができるWhite Plans(ホワイトプレーンズ)駅から車で10分くらいの場所にあります。特徴として魚を直接捌いているため、お刺身やお寿司が新鮮です。White Plansは駐在の方や、慶應があるのでお子さんがいらっしゃる日本人が多く住んでいる場所です。
Fuji Mart(フジマート)
メトロノースのScarsdale(スカースデール)駅から車で15分くらいのところにあります。ラーメンやおにぎりなどデリが併設されており、イートインができます。
Oishinbo
メトロノースのHarrison(ハリソン)駅からすぐの通りは、日系関連の店舗が並んでいます。オンラインオーダーからカーブサイドでのピックアップが可能です。
※2023年7月時点ではオンラインオーダーは停止しているみたいです。実際に店舗に行ってみましょう!
NJ
Mitsuwa Market Place
皆大好き、ミツワです。西海岸の方で大きく展開しているため、ニューヨーク市内では手に入りにくいものも豊富にそろっています。シカゴやテキサス、ハワイにも店舗がありますね。
フードコートがあり、ちょっと小さめのイオンっていう感じです(分かるかな?)。同じ敷地にDaisoやKinokuniyaも入っているので、日本の物が欲しい場合はこちらで完結します。ただ、車が無いとすごく行きづらいです。。
オンラインサイトで日本の物が買える
ニューヨークにいると値段は張りますが、意外と日系スーパーは身近なので日本食が恋しい!ということはあまり感じませんが、他の州ではなかなか日系スーパーが身近に無いという方へ、以下オンラインサイトで購入することができます!
GOHAN Market
アトランタにあるグローサリーストアです。アメリカ国内(ハワイ・アラスカ除く)に発送もしています。$150以上オーダーすると送料無料になるそうです。Twitterの中の方はきっと楽しい人です。
Weee!
You Tube等を見ているとよく広告に上がっていて気になっていたのですが、使ってみて良かったという声が多いサイトです。日本の食材以外にも、中国、韓国、ベトナム、フィリピン、インドの商品を取り扱っています。
SUKOSHI MART
猫の絵がかわいい!カナダに店舗がありますが、アメリカにも郵送しています。カナダ国境付近の方はアメリカ国内よりも安いかも?
アメリカでは日本の食材はたくさんある
海外に行く際の不安の1つに食事が合わなければどうしよう。。みたいなことがあるかと思いますが、ニューヨークではたくさんの日系スーパーがありますし、奇しくもコロナ禍によってオンラインショップでのデリバリーが急速に発展した経緯があります。
アメリカでしか手に入らないものもあるとなると、選択肢の幅が増えてちょっと得した気持ちになります。日本の物が恋しい。。という発作が起きても大丈夫ですよ!