英語を話せるようになるには文法が大切って良く言うけど、
「英文法の勉強ってどう始めていいのかわからない」「やってみたけど難しくて挫折しちゃった」なんて経験ありませんか?僕も昔はそうでした。
結論から言うと
1番の英文法の勉強法は文法だけを勉強しない事です。
おすすめの英文法の勉強法3つを解説します。
「シャワーのように英語を浴びたら勝手に話せるようになる」なんてことは小さい子供でもない限り無いと思っています。
英語の文法って避けては通れないんですが、この記事でお伝えする事がわかれば英文法で悩むことはないです。
英文法はなぜ必要?
文法=ルールです。
サッカーもバスケも野球もルールがわからないとできないですよね?
特に日本語と英語では文法が全く違います。これは言語間距離という研究の中でも日本語と英語は最もかけ離れていると言われています。
ルールを知らないと戦えません。
英文法の勉強は文法だけの勉強をしないこと
英文法をマスターしたいなら英文法の勉強をやめましょう。
「必要って言ったのに勉強するな」とはどういうことかというと、
例えば、「未来形はWillを使う」とか「現在完了形はhave+過去分詞」とか、そういう勉強はやめよう、ってことです。
実は、これをやると真っ直ぐ走っているようでものすごい遠回りしてしまいます。
あなたは日本語で会話する時にいちいち「謙譲語だから~」とか「仮定法だから~」とか考えてます?僕は考えてないし100%説明もできません。でも日本語は喋れるし一応日本語ネイティブとして不自由なく暮らせるレベルです。
英語も同じです。
英文法の勉強は感覚を身につけること
英語の語感を身につけましょう。
用語は覚える必要なし。ぐちゃぐちゃ考えずに英語の文章ががどういう気持ちでそうなっているのか感覚でわかればOK。
そして、英語は配置の言語です。並び順が違うと意味がわからなくなってきます。
日本語でも、外国人の方が話すと「ちょっと違う」っていう感覚ありますよね?流れが悪いと「あれ?」と思う感覚があれば英語が話せます。
英文法=感覚です。
英文法の感覚を身につけるおすすめ勉強法3選
先にも言ったように、英語がどういう気持ちで使われるかを勉強をしましょう。
いろいろ試しましたが僕は最終的にこの3つしか使わなくなりました。
一億人の英文法
「話すための英文法」というだけあって、小難しい説明抜きにどんな気持ちで英語が使われているか教えてくれています。
こんな文法書は日本ではこれだけじゃないかな?日本語で英語の気持ちがわかる唯一の本だと思います。
この本と出会う前と後では英語の理解が180度変わりました。なんでもっと早く出会わなかったんだろうっていうくらいです。
でも分厚い本に抵抗があるっていう人はこれ。
ラジオ英会話
コスパがエグいです。どの英会話スクールよりや語学留学にも引けをとらないクオリティー。
期限付きですが公式サイトに行けば無料で聞けます。
講師は先ほどの「一億人の英文法」の著者の大西先生。説明もこんな感じでわかりやすいです。
僕は英語始めた頃はテキスト使いながらやっていました。最近は人気で品薄が続いているらしいので必要な人は早めに注文したほうがいいです。
ラジオ英会話6月号、アマゾンはもう品切れのようですね。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 pic.twitter.com/Io8yp87fUT
— 大西泰斗 (@HIROTOONISHI) May 21, 2020
聞き逃したか人や繰り返し聴きたい人はAudibleでも聞けます。これも初回無料。
【Audibleを無料体験する】
English grammar in Use
- Murphy, Raymond (Author)
- English (Publication Language)
- 390 Pages – 01/24/2019 (Publication Date) – Cambridge University Press (Publisher)
これ、全部英語です。
でもある程度わかってきたら、英語は英語で理解するのが一番。英語のニュアンスが英語で説明されているので、英語で英語が考えられるようになります。「えー、そんなの難しいんじゃ・・・」と思うかもしれませんが、大丈夫。かなりわかりやすいのでそんなに難しくないです。
実はこれ、世界中の語学学校で使われています。
僕の通ったフィリピンの語学学校でも、TSUMAが通ったニューヨークの語学学校でも使ってました。
英文法の勉強は楽しくやりましょう
英語を話すためにはテストと違って楽しくやっていかないと伸びません。特に言語はストレスがかかると効率が悪くなります。
正直、英語なんてコミュニケーションツールだと思います。あなたは何のために英語が必要ですか?
「外国人とバーで1杯飲む」、「外国人の友達と遊びに行く」そんな時、感覚で英語が使えるようになればごちゃごちゃ考えずに楽しく会話できます。
楽しく勉強しましょう。