日本人が知らない偽札事情【アメリカには偽造紙幣が蔓延している】

アメリカの偽造紙幣

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OTTO

こんにちは、Ottoです。

先日、びっくりする事が起こりました。
八百屋で会計をしようと20ドル紙幣を渡したら受け取ってもらえませんでした。
なんと僕の持っていた20ドルは偽札だったんです。もちろんわざとではありません。全く気付きませんでした。

実はアメリカでは偽札がかなり気づかれずに出回っています。

日本ではありえないなと思ったのでまとめてみました。

日本にはないアメリカの偽札事情についてお話しします。

なぜわかったか?

大体のお店には偽札用の探知ペンやスキャナーがあって、$20・$50・$100紙幣はチェックされる事が多いです。タクシーの運転手さん達も持ってます。

今回、その場でチェックしたところ見事に偽物。僕は自分のお金が偽札で止められたのは初めてだったのでかなり驚きました。

じゃあ、それがその場で大きな事件や犯罪になるか?と言えば、一概にそうはなりません。

アメリカでは偽札が蔓延している

じつは、「現金使おうと思ったら偽札だった問題」は誰にでも起こる事なんです。その証拠にどのお店も偽札探知ペンやスキャナーを持っています。なので店員さんも対応に慣れています。

僕の時のレジの店員さんも「これフェイクだから使えないよー」って普通に言う感じで終わりでした。
こちらも「え、まじで?」って感じでしたがすぐ別のお金を渡して無事会計が済みました。もちろん2回目に出したお金は無事本物でした。良かった。

なぜ紛れるのか?

おそらく僕の場合は、どこかのお店のお釣りか、お客さんからのチップです。

美容室ではお客さんからのチップは現金でもらう事が多いです。渡すお客さんもまさか自分の現金が偽物だなんて気づいてないです。そうやって流通していきます。

そんな感じでアメリカでは偽造通貨は気づかれずに回っているので、誰でも持ってしまっている可能性があります。もちろん故意の偽造通貨の生産・保持・使用は犯罪です。

日本紙幣のクオリティー

実は、日本紙幣は世界トップクラスの品質を誇ります。

そう易々と偽造なんてできないらしいです。

だから僕たち日本人にとって偽造紙幣なんてものはまず身近にないし、見たことないですよね?
僕もニューヨークに来るまでこれが当たり前だと思っていました。

偽札がない国の方が珍しい

これは考えてもない発想でした。世界では逆に偽札のない日本はかなり珍しい国のようです。

一説によるとアメリカドルの偽札の流通量は日本の約275倍だそうです。ちなみにイギリスポンドは約500倍、ユーロは約137倍らしいです。恐ろしいですねー。

日本の紙幣は2024年に新紙幣が発行され、さらにクオリティーが増すようですよ。

高額紙幣廃止の動き

世界では次々と高額紙幣の廃止されキャッシュレスに向かっています。理由は大金の輸送に便利なため、マネーロンダリング、脱税、麻薬取引などの犯罪に利用されやすいからです。

日本で最近キャッシュレスになってきてますよね。ここアメリカでも、ほとんどカードで済んじゃうので現金を持つ事が少なくなりました。

あなたの財布にも入っているかもしれない

旅行などで海外に行く場合は注意です。

アメリカでは高額の紙幣だと偽造が多いので断られる場合もあります。ほとんどの場合、カードで済んでしまうので旅行の時はクレジットカードを用意すると便利です。

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この記事を書いた人

よくも悪くもまじめなOtto。ニューヨークに憧れ、留学費用が比較的安いフィリピンで英語を勉強し準備しました。ニューヨークでの生活をサバイバルしています。

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